【2024年版】日本旅行とJTBどっちが安い?特徴を徹底比較


この記事では、日本旅行とJTBどっちが安い?について書いています。
旅行の楽しみと言えば観光や食事、そして宿泊先での滞在。

最近はホテルを中心に旅行のプランをたてるひとも多く、いかにいい宿泊先を選べるかは旅行の醍醐味のひとつになっています。
いい宿泊先を選びたい、でもできるだけ旅費が抑えられたら嬉しいですよね。
そこで今回は、旅行会社大手である日本旅行とJTBのどっちが安いのか徹底比較!
よく比べられることがある2社ですが、それぞれどんな違いがあるのでしょうか?
特徴やメリット・デメリットをまとめたので、旅行を検討している人はぜひチェックしてくださいね。

日本旅行とJTBどっちが安い?


それでは早速、日本旅行とJTBどっちが安いのか紹介していきます。
結論から言うと、

「鉄道を利用した旅行に行く」なら日本旅行

「飛行機を利用した旅行に行く」ならJTBおすすめです。
値段だけで言えば、日本旅行とJTBはどちらも大手ですので大きな違いはありません。
ただ、日本旅行とJTBにはそれぞれ得意とする分野があります。

自分のスタイルによって旅行会社を使い分けるのが、お得に旅行する方法としておすすめ!

ここからは日本旅行とJTBのそれぞれの特徴を詳しく紹介していきます。

日本旅行の特徴

日本旅行はJR西日本の子会社が運営する旅行会社です。
そんな日本旅行の特徴は3つ。
  • 鉄道を利用したパッケージツアーが豊富
  • 毎月2日の日旅まつりでお得に旅行が楽しめる
  • 47都道府県の主要ターミナルに店舗がある
日本旅行を代表する商品といえば、電車の切符とホテルを好きに組み合わせられるJR・新幹線+宿泊セットプラン」。
東京⇔大阪間で「ホテル京阪淀屋橋」に1泊したとして、セットプランを利用した場合・自分で予約した場合の金額を比べてみましょう。

JR・新幹線+宿泊セットプランを利用した場合
(往復新幹線代+ホテル宿泊代1名1室)
28,600円(指定席利用可)
自分で予約した場合 34,240円(往復新幹線代27,740円(自由席利用)+ホテル宿泊代6,500円)

注目

別々に予約すると34,240円かかるのに対し、セットプランだと28,600円になり、差額は5,640円にもなります。

しかも、セットプランは新幹線の指定席が利用できるので、より便利ですよね!
他の旅行会社にも電車とホテルを組み合わせたプランはあります。

しかし、日本旅行はJRが運営しているだけあって、選べる電車の本数や種類が豊富なのも特徴。
例えば、上記の「ホテル京阪淀屋橋」のセットプランを利用した場合でJTBと比べてみたところ、

日本旅行 JTB
7~10時台の新幹線(東京発) 17本 16本
16~21時台の新幹線(新大阪発) 14本 11本

時間帯にもよりますが、往復ともに日本旅行のほうが選べる新幹線の本数が多いです。

多くの選択肢の中から自分にあったプランを組みたいという人に日本旅行はぴったりです。

日本旅行を利用するなら日旅まつりも忘れてはいけません。

日旅まつりは毎月2日から開催される、旅行をお得に楽しめる特別な期間のことです。

月ごとにクーポンが配布されるのですが、現在ではJR+宿泊セットプランで使える1,000円クーポンを配布しています。

中には宿泊先限定で最大20,000円オフになるクーポンも!
注目は「県民限定(出発地限定)クーポン」。

今は沖縄移住者限定で旅行代金が8%オフになっています。
対象方面はあるものの、すごいのは割引額に上限がないこと。

例えば、200,000円の旅行代金であれば16,000円オフになるので、お得に旅行を楽しめますね。

クーポンは毎月更新されるため、要チェックです!

旅行はいざというときの安心も大切という人にも、日本旅行は最適。

47都道府県全てに日本旅行のカウンターがあります。

JTBは沖縄県にはないため、利便性でいえば日本旅行が上回っているといっていいでしょう。
日本旅行の店舗はほとんどが主要駅構内にあるので、旅先で困ったことがあってもすぐに聞きに行けるのは助かりますね。
鉄道を利用したパッケージツアーが豊富な日本旅行だからこそ、何かあったとき相談しやすい場所として駅に店舗が多くあるのでしょう。
安心して鉄道を利用したパッケージツアーを楽しみたい人に日本旅行はおすすめです。
そんな日本旅行のデメリットは、支払方法に制限があること。

JR+宿泊セットプランではクレジットカード決済・銀行振込・来店決済・日本旅行ギフトカード&ドリームカード決済ができます。

しかし、銀行振り込みと来店決済に関しては使える期限が決まっているんです。


銀行振込 出発日の32日前まで
来店決済 出発日の1ヶ月前まで

それぞれの期限を過ぎた場合、支払方法はクレジットカード決済あるいは日本旅行ギフトカード&ドリームカード決済のみ。
また、「海外ダイナミックパッケージ」のように支払方法はクレジットカード決済のみの商品も存在します。
現地支払いができるのは、たくさんあるホテルの中で「My宿オンライン」に対応しているところだけ。
日本旅行での予約はクレジットカード決済が基本となっているため、クレジットカードを持っていない人は不便さを感じるでしょう。

ホテル+新幹線パックが安い!


日本旅行を見てみる


JTBの特徴

国内旅行だけでなく海外旅行にも力を入れているJTBの特徴は3つです。
  • 飛行機を利用したパッケージツアーが得意
  • JTBトラベルポイントがたまる・使える
  • JTB海外アシスタントサービス
JTBは飛行機を利用したパッケージツアーが得意。
注目

ANAやJALといった大手航空会社だけでなく、格安航空会社からも航空券を選べます。

日本旅行では格安航空会社の取扱はありません。

手厚いサービスや機内の快適性を重視するならANAやJALでも問題ないですが、安く旅行を済ませたいなら格安航空会社を選ぶのはマスト

選択肢が広いJTBのほうが優勢といえるでしょう。
さらに、飛行機に強いJTBならではのサービスがこちら。
  • 店舗から予約すれば往復の航空会社を別々に予約できる(国内線のみ)
  • 店舗から予約すれば出発地・到着地が異なる予約ができる(国際線のみ)
  • マイルとJTBトラベルポイントが同時にたまる
自分だけのオリジナルツアーを作りたい人JTBはぴったりです。

ちなみに、JTBトラベルポイントとは無料で登録できるJTBの会員サービス限定のポイント

旅行商品を購入することでポイントがたまり、次回の宿泊予約の際に100ポイント100円の割引に使えます。

ネット予約で事前決済した場合、国内宿泊なら1%・その他なら0.5%JTBトラベルポイントがたまります。
海外パッケージツアーを申し込み、宿泊代金が300,000円だったならもらえるJTBトラベルポイントは1,500ポイント。

日本旅行にはないポイントサービスなので、頻繁に旅行に行くならJTB会員になってポイントをためるのがお得です!

また、「JTB海外アシスタントサービス」も忘れてはいけません。
ネット・店舗問わずJTBで海外航空券を購入した人向けに、グアム・ロンドン・ロサンゼルスなど海外45都市にある現地デスクでサービスが受けられるんです。
例えば、
  • 荷物を紛失した時の盗難手続き
  • 事故や病気の際の支援
  • 医療施設の紹介
  • レストランやツアーの新規手配
  • チケット等の予約
  • 都市・観光案内
など、全て無料で受けられます。

しかも日本語が喋れるスタッフが常駐しているため、英語が話せなくても大丈夫。

初めて海外旅行する人にはなんとも心強いサービスですよね。

以上のことから、飛行機を使った旅行に頻繁に行くならJTBがおすすめです。
そんなJTBのデメリットは、インターネット予約以外の方法だと予約手数料がかかる場合があること。

例えば、JTBの店舗に行き国内航空券を予約すると1名1区間につき1,100円(税込)の予約手数料がかかってしまいます。

JTBではインターネット・電話・来店の3つの方法で旅行の予約ができますが、航空券以外にも宿泊予約を電話あるいは店舗でおこなうと所定の予約手数料がかかることも。
具体的な金額は実際に予約しないと分からないのですが、安く旅行したいと思っているのに手数料がかかってしまうのは残念ですよね。
直接スタッフとやり取りできる電話・来店予約は便利ですが、旅行代金を抑えたい人はインターネットで予約するようにしましょう。

飛行で安く旅行したいなら!


JTBを見てみる


日本旅行とJTBの違い

ここからは、日本旅行とJTBの違いについて4つの項目で比較していきます。

日本旅行 JTB
取り扱いカテゴリー 宿JR+宿泊
飛行機+宿泊
国内ツアー
高速バス
遊び・観光
レンタカー
航空券
海外ツアー
海外ホテル
海外航空券
海外航空券+宿泊
宿JR+宿泊
飛行機+宿泊
国内ツアー
遊び・観光
レンタカー
航空券
海外ツアー
海外ホテル
海外航空券
海外航空券+宿泊
店舗数 約90店舗 約380店舗
使えるポイント なし JTBトラベルポイント
予約方法 インターネット電話来店 インターネット電話来店
※手数料がかかる場合あり

日本旅行とJTBは取扱カテゴリーに関して大きな差はありません。
ですが、JTBは高速バスの予約は「発車オ~ライネット」を通してになるため、JTBとは別に会員登録が必要です。
高速バスを利用するなら、新たに会員登録の手間がかからない日本旅行のほうがいいでしょう。

店舗数はJTBが380店舗と日本旅行に大きな差をつけています。

ショッピングセンター内にもJTBの店舗が多く入っているので、買物ついでに旅行の相談ができるのは魅力的ですね。

ただ、日本旅行は数は少ないながらも主要ターミナルに店舗があるため、そこまで利用の際に不便さは感じません。
予約方法はどちらもインターネット・電話・来店の3つの方法を採用しています。
JTBは予約の際手数料がかかる場合もあるため、店舗で相談・検索しネットで予約するのがいいですね!