「見たい番組が多すぎて予約が面倒」「大量の番組を録画して休日にまとめて見たい」という人は、全自動ディーガシリーズを選択しましょう。全シリーズで最もチューナー数が多く、最大7〜11番組を同時に録画できます。

名前のとおり「全自動録画機能」を使えるのがシリーズ最大の特徴。1番組ずつ録画予約する手間は不要で、チャンネルごと録画設定しておけば放送されるすべての番組を自動で録画。90日前後の保存期間があり、期間後は自動で削除されるため容量を気にする必要もありません。

好きなタレントの出演タイミングや見どころシーンで録画番組を再生する「プレビューサーチ」、連続ドラマやアニメの次回放送話を自動再生する「次エピソード自動再生」にも対応。大量の録画番組のなかから見たい番組を探す手間が省けるので、家族で1台のブルーレイレコーダーを利用する際にも便利です。

4K対応の上位モデルも選択できます。チューナー数や容量、4K対応かどうかによっても異なりますが、現行モデルの価格帯は6万〜30万円程度。過去モデルなら、3万〜10万円程度で購入できるモデルもあるので、コスト抑えて全自動録画を試したい人はぜひチェックしてみてください。

BS4K・CS4Kなど4K番組を録画するなら、4Kチューナー内蔵ディーガから選びましょう。全自動ディーガにも4K対応の機種はありますが、ラインナップはこちらが豊富で、CS4Kチューナーを3基搭載したモデルも。プレビューサーチや次エピソード自動再生といった大量録画向けの機能はありませんが、4K番組を同時に録画したい人におすすめです。

また、テレビなしでも使えるモデルが販売されている点も特徴です。Bluetoothやアプリでスマホと連携し、各種設定や録画番組の予約・再生のほか、リアルタイム視聴も可能。コンパクト設計で、設置場所に困らないのも魅力です。

そのほか、同軸デジタル端子・光デジタル端子に対応したフラグシップモデルもラインナップ。アンプやスピーカーを組み合わせたサラウンド環境で、4K・フルハイビジョンともに臨場感ある映像を楽しめます。

4Kチューナー内蔵ディーガの価格帯は、5万円前後が相場。なお、フラグシップモデルは価格は30万円台と高価なので、予算・同時録画数・機能などに合わせて選びましょう。

普段見る番組が限られているなら、レギュラーシリーズのディーガも要チェック。全自動録画や4K番組の録画には対応していないものの、ジャンルやキーワードで絞って自動録画するおまかせ録画や、本体の起動や番組一覧の表示をすばやく行うクイックスタートなど、使い勝手のよい機能が充実しています。

ディーガは機能や容量が控えめな分、価格帯は3万円台が基準と最も安価。モデル名はDMR-2W201・DMR-2W101など、搭載されているHDDの容量によって分けられています。録画したい番組やジャンルが絞られている場合は、価格を重視して容量の小さいモデルを選ぶのもよいでしょう。