小学生の通信教育おすすめ比較ランキング2023年12月版!



通信教育は17年~19年の3年で、小学生の利用率が伸びています。今ではコロナ禍によるオンライン教育の更なる加速により、調査結果が分かっている19年度よりも需要はもっと伸びています。

一方で通学形式の「学習塾」は利用率が下がっていて、オンライン学習による自由な時間と場所の選択ができるようになったことが分かります。

出典:学研教育総合研究所

上記のデータから、実際に通信教育を活用する上では次のようなメリット・デメリットがあります。

【メリット】
・時間や場所を選ばずに自由に学習できる
・学校の授業で分からないところを補完できる
・ピンポイントの科目に絞って対策できる

【デメリット】
・添削をもらうのに時間がかかる
・タブレット学習の場合機材が必要になる
・学校の宿題と併用して取り組む気力がいる

学校の授業でついていけない単元があったり、テスト対策で具体的に何をすればいいのか分からないというお子さんには、通信教育によって自分のペースで苦手なところを潰せるのでおすすめの勉強法です。時間や場所も選ばないので、ご家庭やお出かけ先でも勉強できる機会があるのは大きなメリットです。

今、このページを見ていただいている方を含め、初めの”一歩”を踏み出せない方を一人でも減らすため!

当ページでは次のようなポイントに絞って、わかりやすく解説していきます。
  • 重要な3つの選び方に沿ってポイントを徹底比較
  • 小学生が通信教育を利用するメリットはあるのか?
  • おすすめは評価が高いTOP5つに絞って詳しく解説
    (それ以外のサービスに関しても簡潔に調査結果をまとめています)
スキマ時間の5分あれば通信教育について理解できるよう、わかりやすい形式で調査データをまとめました!

まずは大本命の「おすすめランキング」から見ていきましょう。

【ちなみに…】

通信教育と通学塾はどちらがおすすめ?

通信教育と通学塾、どちらにもいいところと懸念点というものがあります。そのため、どちらがオススメできるか難しいところです…。

ただ、通学塾には、送り迎えが必要になったり授業時間が決まっているなどの懸念点があるため、多くの方が利用するのは通信教育です。

小学生の通信教育おすすめ比較ランキング2023年12月版!

それでは早速、気になるランキングを見ていきましょう。

今回のランキングでは、数ある通信教育から小学生におすすめの17社から以下のような調査を実施することで厳選しました。

【当ページで実施調査した項目】
受講費用の安さ
講義の質
教材の充実度
サポート体制
運営会社の信頼性

1:スマイルゼミ|プログラミングも英語4技能も夏休みの自由研究も学べる

出典:スマイルゼミ

★評価項目の分析★

ー受講費用の安さー
【小学1年生】

<標準クラス>
・3,278円:12か月一括払い/月あたり
ー対応科目・コースー
英語やプログラミングも1年生から順調に学べる

ーカリキュラムの特徴ー
ゲーム感覚で書きながら・なぞりながら理解を深める

ー管理機能ー
保護者専用ページで学習状況を毎日チェック

ーサポート体制ー
全額返金保証に対応しているため安心

評価内容を❒公式サイトで確認


3位のスマイルゼミでは各学年で標準クラス・学年クラスを選択できます。どのクラスでも新課程の英語4技能(話す・聞く・書く・読む)を1年生から養うことができるため、学年の垣根を越えて理解を進めたいご家庭にもおすすめです。

講座が多いですが、お子さんの学習状況と理解度に合わせて今日やるべき講座をタブレットが自動で作成してくれます。専用タブレットなので、お子さんがゲームアプリなどを無断でダウンロードする心配もありません。

【まとめると…】
◎メリット
→英語4技能も1年生から強化できる

→今日やるべき講座を一人ひとりに作成
→専用タブレットで不要なアプリのダウンロードはできない

✗デメリット
→学年や入会したタイミングによって受講料金が高くなる

→受講費用が安くなるキャンペーンが少なめ

❒スマイルゼミ公式サイトにて詳しいコース料金チェック可能

【スマイルゼミ|3つの評価ポイント】

▽①学校の自由研究や読書感想文もサポートしてくれる
スマイルゼミでは、夏休みに学校から出る自由研究や読書感想文の宿題もサポートしてくれます。自由研究は診断によって出たお子さんのタイプに適したテーマと、取り組み方を提案してくれます。読書感想文でも、お子さんの診断タイプに合わせたおすすめの課題図書や作文の書き方まで対応してくれます。

▽②発展クラスは中学受験対策にも繋がる
標準クラスでは学校の授業についていけるよう基礎を徹底的に定着させますが、発展クラスでは教科書の範囲を超えた理解ができるよう、発展的な内容にも取り組めます。中学受験の対策にも繋がるので、受験を検討しているご家庭におすすめのクラスです。

▽③ランク制度、カード集めなど興味をそそるゲーム機能あり
タブレットにはお子さんが楽しみながら学習を進められるコンテンツが多数あります。全国の仲間と学習進捗を競い合えるランク制度や、知的好奇心をくすぐる雑学に触れたコレクションカードもあります。


2:東進オンライン学校|中学受験塾「四谷大塚」と東進の最強タッグ

出典:東進オンライン学校



★評価項目の分析★

ー受講費用の安さー
26,136円〜:12か月一括払い

ー教え方の質ー
学校で深堀しない基礎から教科書の範囲を超えた応用まで対応

ー教材の充実度ー
テキストは無料でダウンロードができ、テストも種類が充実

ーサポート体制ー
保護者専用ページで毎日の学習状況やテストの結果が分かる

ー運営会社の信頼性ー
大手予備校の東進と四谷大塚のタッグで受講生の満足度も高い

評価内容を❒公式サイトで確認


1位の東進オンラインは大手予備校の東進スクールが展開するサービスです。全国統一小学生テストでの5ヵ月の成績の伸びについて、非会員の1.0点アップと比べ、10.5点と大幅にアップしている実績があります。

中学受験塾で実績のある四谷大塚が開発した講座を東進のサービスを活用して利用できるのが特徴です。学校では触れない基礎を深掘りしたり、全国統一小学生テストを意識した演習問題に取り組むことができます。算数は2学年分を学習できるので、ニガテポイントは振り返り学習・得意ポイントは先取り学習で進められます。

【まとめると…】
◎メリット
→標準講座と演習充実講座を自由にカスタマイズして弱点克服

→算数の授業は2学年分受けられるので、先取りも復習も対応可能
→映像授業後の確認テストと月例テストのサイクルで成長を実感できる

✗デメリット
→算数以外の科目を先取り・復習学習はできない

→保護者へのサポート対応は少ない

❒東進オンライン学校公式サイトにて詳しいコース料金チェック可能

【オンライン塾|3つの評価ポイント】

▽①2学年全講座学習で先取り
映像授業の講師はすべて四谷大塚の教科専任講師です。授業がわかりやすく、自分のペースで繰り返し受講することが可能なので、「先取り学習」もどんどんはかどります。

▽②全国統一小学生テストを意識した演習充実講座も受講可能
学校のテストとは違って知識を活用する力が試される全国統一小学生テストに対応できるよう、演習中心の授業を高学年向けに展開しています。レベルの高い算数と国語の問題を先生と一緒に解きながら、中高につながる考え方や解き方を学べる講座です。

▽③算数の基本問題トレーニングを1日限定で毎日配信
スケジュールされた授業やテストとは違い、算数の問題を1日10問出題される毎日トレーニング機能があります。問題は配信日のみ解くことができます。毎日5分だけ取り組むことで更に算数の成績を伸ばせるチャンスです。


3:進研ゼミ小学講座|授業形式も一人で学習形式もコンテンツを存分に使える

出典:進研ゼミ小学講座



★評価項目の分析★

ー受講費用の安さー
【小学1年生】

・3,180円:12か月一括払い/月あたり
ー対応科目・コースー
新課程のプログラミングも受講費内で学べる

ーカリキュラムの特徴ー
タブレット1つでライブ講義から映像授業まで配信

ー管理機能ー
メールや専用サイトで学習状況をチェック可能

ーサポート体制ー
定期的なキャンペーンや割引制度で安く利用できる

評価内容を❒公式サイトで確認


進学ゼミ小学講座は通信教育の大手ベネッセが提供する通信講座で、現在2024年入学に向けて特別キャンペーンを開催中です。従来の冊子で送付される通信教育「チャレンジ」と、専用タブレットでデジタル学習ができる「チャレンジタッチ」のいずれかを選択できます。

チャレンジタッチの場合、専用タブレット代も支払う必要がありますが、キャンペーンで定期的に端末代が0円になることもあり、受講料金は比較的良心的な価格です。タブレットでも赤ペン先生による個別指導を受けられるので、冊子や回答がご自宅でかさばる心配もなくどんどん課題を提出できます。

また、ベネッセならではの全国テストを定期的に開催していて、結果を受けて苦手と分析できた単元を中心に復習問題も提供してくれます。

【まとめると…】
◎メリット
→受講料金やタブレット代はキャンペーンで安くなる

→タブレットでも赤ペン先生の個別指導は健在
→全国規模のテストと結果に合わせた復習問題を実施

✗デメリット
→持ち込みタブレットの場合はiPadのみに対応

→学年が上がるにつれて受講費用が高くなる

❒進研ゼミ小学講座公式サイトにて詳しいコース料金チェック可能


4:うんこゼミ|子どもに寄り添ったアプローチで楽しく学習できる

出典:うんこゼミ



★評価項目の分析★

ー受講費用の安さー
・2,480円:月額 ※登録後10間無料

ー対応科目・コースー
小学3年生〜6年生の国算理社+英語・教養の総合学習

ーカリキュラムの特徴ー
ゲーム感覚で多重的な予習・復習・確認を行える

ー管理機能ー
保護者専用ページやメールで学習状況をチェックできる

ーサポート体制ー
アプリダウンロードは不要でいつでも退会可能

評価内容を❒公式サイトで確認


4位のうんこゼミはシリーズ累計1,000万部を突破した「うんこドリル」から誕生した学習アプリです。「うんこ」や偉人が登場するゲーム感覚で学べるので、続けやすく自発的な学習が期待できます。

小学3年生〜6年生を対象にしており、国算理社のほか、英語や教養にも対応。予習・復習・確認を多重的に行う学習フローで、先取り学習やチェックテストも可能です。

目標達成時のメール配信や保護者専用ページなど管理機能も充実しており、お子さんの学習状況を細やかに確認できるのもメリットと言えます。

【まとめると…】
◎メリット
→ゲーム感覚で楽しく学べるから続けやすい

→スマホやタブレットなどでいつでもどこでも学習できる
→学習進捗をメールや保護者専用ページで確認できる

✗デメリット
→教科書に準拠して作られていない

→選択問題が中心で記述問題は出題されない

❒うんこゼミ公式サイトにて詳しいコース料金チェック可能

【うんこゼミ|3つの評価ポイント】

▽①とにかく楽しい学習アプリで意欲的に取り組める
人気ドリルでお馴染みの「うんこ」や偉人が登場する楽しい構成で、RPGを攻略するようにどんどんやりたくなります。サクサク進められる選択問題中心で、苦手な教科でも自信を持って取り組むことができるでしょう。

▽②充実の学習フローで知識の定着を図る
基本の学習だけでなく、復習やチェックテストなど多重的な学習で学習内容の定着が期待できます。「もっと学びたい」という気持ちにも応える先取り学習にも対応しており、プレイヤー同士で対戦できる「腕だめし」も開発中です。

▽③リーズナブルな料金でいつでも退会可能
月額2,480円(税込)で、小学3年生〜6年生を対象にした国算理社+英語・教養をまんべんなく学習可能です。登録後10日間は無料で利用でき、無料期間終了後は通常料金で自動更新。退会はいつでもできるので、まずは試してみるのがおすすめです。


5:Z会|デジタル学習と紙学習のハイブリッドで取り組める

出典:Z会


★評価項目の分析★

ー受講費用の安さー
【小学生タブレットコース1年生】

・2,992円:12か月一括払い/月あたり
ー対応科目・コースー
知識と思力を養う「みらいたんけん学習」

ーカリキュラムの特徴ー
教科書の枠を超えた理解ができる機会を提供

ー管理機能ー
保護者に学習状況や今後のアドバイスをお届け

ーサポート体制ー
学習カレンダーで自動スケジューリングを実施

評価内容を❒公式サイトで確認


5位のZ会は小学生講座を低学年・高学年に分けて提供しています。タブレットコースと通常の冊子コースを選べますが、タブレットコースでも一部科目は紙の教材を届けてもらえます。

デジタル学習でコンパクトかつ好きな場所でも学習しつつ、書く力を養える紙の教材も活用できるところが魅力的です。タブレットの問題では適切なタイミングでヒントを出し、即時に自動採点を行ってくれるため、お子さん一人でも学習を進められます。

定期的なまとめテストは結果によって、理解出来ている範囲は更に発展的な問題を出題してくれるなど、成長に合わせた一人ひとりのペースで学ぶことができます。

【まとめると…】
◎メリット
→タブレットコースでも紙の教材をお届け

→自動採点や適切なヒントで一人でも定着できる
→テスト結果を分析し成長に合わせた学びができる

✗デメリット
→タブレットの場合iPad以外の端末は非対応

→低学年向けのアニメーションやゲームタイプの問題がない

❒Z会公式サイトにて詳しいコース料金チェック可能

【Z会|3つの評価ポイント】

▽①通信講座でも中学受験コースを受けられる
中学受験対策ができる通信講座は少ないですが、Z会では中学受験コースがあります。小学3年生から受講可能で、受験したい学校のレベルに合わせた問題演習で、紙とデジタル両方を使いながら合格を目指した学習と添削指導を受けられます。

▽②保護者アプリでメッセージのやりとりも可能
保護者専用アプリでは学習進捗状況を確認できます。それだけでなく、お子さんとアプリを介してメッセージのやり取りもできるので、離れている時でも学習状況を安心して見守ることができます。

▽③学年末まで担任がサポート
高学年コースでは担任指導者が1年を通してお子さんの学習状況を細かく見守ります。添削指導や定期面談を行い、学習アドバイスも充実しています。小学生指導に長けたプロが対応してくれるので、不安があってもすぐにサポートしてくれます。


6:すらら|無学年方式だから子どものペースで学習できる

出典:すらら


★評価項目の分析★

ー受講費用の安さー
【3教科(国・数・英)コース】

・11,000円:入会金
・8,800円:毎月支払いコース
ー対応科目・コースー
無学年方式で中学英語も先取り学習できる

ーカリキュラムの特徴ー
キャラクターによるレクチャーからドリル機能まで揃っている

ー管理機能ー
子どものログイン・正答率・学習進捗度などをチェック可能

ーサポート体制ー
すららコーチによる学習設計のサポートあり

評価内容を❒公式サイトで確認


6位のすららはタブレット学習専用サービスで、すららを導入している学習塾や学校も多いです。無学年式の学習スタイルなので、苦手な部分は前の学年に戻って、得意な部分は先の学年まで先取りして学習をどんどん進められます。キャラクターたちが対話して進める形式なので、お子さんも飽きずに理解を深められます。一人で学習を進めていますが、現役の塾講師が務めるすららコーチが逐一学習状況をみて保護者と進め方を相談してくれるので、サポートは万全です。

【まとめると…】
◎メリット
→無学年学習だから先行して中学受験の基礎を学べる

→対話型授業だから飽きることなく学べる
→現役の塾講師がすららコーチとしてサポート

✗デメリット
→推奨動作環境でないとツールの動きが良くない

→閲覧制限などタブレットの設定はサポート対象外

❒すらら公式サイトにて詳しいコース料金チェック可能

【すらら|3つの評価ポイント】

▽①AI搭載型ドリルで「つまずき」を診断できる
問題をどんどん解いていくドリルにはAIが搭載されていて、間違えた問題はどこでつまずいたのかを独自に診断してくれます。つまずいたところは理解を定着できるよう、復習問題も続けて出題します。

▽②新機能の「書写システム」で綺麗な字を書けるように
コンテンツとして新しく搭載された「書写システム」では、漢字の書き順だけでなく「とめ・はらい」なども読み取り、タブレット上でも綺麗な字を書けるようになります。

▽③子どものやる気に繋がるお楽しみ機能が満載
学習はゲーミフィケーション形式で進められるので、小さいお子さんでもやる気を維持しながら対話型授業や問題ドリルに取り組むことができます。マイページではパートナーを育成・着せ替えするなどして他ユーザーと自己表現し合うことができます。学習するほどゲームを楽しめるポイントが増える仕組みになっています。


選び方①教材(タブレット/紙)を比較する

通信学習は従来紙の教材を毎月お届けする形式がメインでしたが、近年はデジタル教育の推進により、通信教育の教材もタブレットなどのデジタル版で提供される形式が増えてきています。

タブレットの場合は教材を保管する必要がない・コンテンツが豊富にあるといったメリットがありますが、紙教材だからこそ書く力を養えるといったメリットもあります。

今回紹介した中では、2位のZ会ではデジタル学習だけでなく紙教材も提供してもれるので、どちらのメリットもうまく活用できるおすすめの通信教育です。

選び方②価格を比較する

通信教育は毎月利用するため、少しでも受講料金が安い方がいいですよね。

また、受講料金が少しでもおトクになるようなキャンペーンや割引制度を展開しているサービスがおすすめです。

今回紹介した中では、1位の進研ゼミ小学講座では比較的に受講料金も安く、定期的にタブレット代金や毎月の料金が安くなる入会キャンペーンを実施しています。

コンテンツが多いのにコスパ良く利用できるおすすめの通信教育です。

選び方③教科書準拠を比較する

通信教育では学校で使用している教科書の範囲に合わせて学習を進められる教科書準拠方式を採用したサービスが多いです。

教科書準拠の場合、学校の定期テスト対策にもなるため無理しないペースでしっかり定着させることができます。

ただ、教科書の範囲を超えた応用的な問題も出題できるサービスもあります。

中学受験など発展的な対策も行いたい方には、教科書準拠でなく発展的な内容が学べるカリキュラムがおすすめです。

今回紹介した中では、3位のスマイルゼミでは教科書準拠の内容で基礎を固めるだけでなく、発展的なテストなどにも取り組めたり、夏休みの宿題もサポートしてくれるカリキュラムを採用しています。

【Q&A】小学生の通信教育について!よくある質問

最後に、小学生の通信教育について、よく寄せられる質問と回答をまとめておきました。

①通信教育と通学塾はどちらがおすすめ?

通信教育と通学塾、どちらにもいいところと懸念点というものがあります。そのため、どちらを利用するべきか迷ってしまいますよね。

通信教育に関しては教材やコースが多岐に渡るので、お子さんが取り組みたい科目に絞って学習できたり、好きな単元は学校の授業に先行してどんどん進めることも可能です。自由な学習の場を提供したい場合は通信教育がおすすめです。

一方で通学塾は先生にリアルタイムで質問できる・学校と同じ雰囲気で緊張感をもったまま授業に取り組めるといった利点があります。

ただ、送り迎えが必要になったり授業時間が決まっているなどの懸念点があるため、おすすめするのは通信教育でしょう。

②通信教育だけで中学受験に臨める?

通信教育のコースによっては、中学受験対策コースがあったり、中学受験に臨めるよう発展的な問題を中心的に出題されるコースもあります。

そのため、通信教育と学校の両立だけで中学受験に臨むことは十分可能と言えるでしょう。

しかし、通信教育ではなく中学受験を専門に取り扱う指導塾や家庭教師サービスもあるので、通信教育は補完学習を行う意味で併用してみるのもおすすめです。

③通信教育はいつ始めたらいい?

通信教育は早くて幼児の頃から始められるサービスもあります。そのため、通信教育を始めるのに適切なタイミングというものはありません。

お子さんの知的好奇心や思考力を養いたい・または学校のテストでつまずかないよう学習習慣をしっかり付けたい、といった考えをお持ちになったタイミングでかまいません。

早くから自宅での学習する習慣がつくと、今後の受験時期にも勉強する姿勢ができるので、年齢が小さい頃からのスタートもおすすめします。

④毎月の教材をためないためには?

通信教育は毎月学習する教材が届けられるパターンが多いため、その月に届いた教材にお子さんがしっかり取り組まなければ、教材がどんどん貯まっていくことになります。

対策としては、通信教育のサービスでお子さんの学習状況が確認できる管理機能をもつサービスを利用することをおすすめします。状況を見て家庭内でフォローをしたり、学習と遊びのバランスを家庭で話し合うきっかけにもなります。

こういった管理機能はタブレットなどのデジタル教材で多いので、ぜひ検討してみてください。

⑤兄弟で一緒に教材を利用できる?

サービスによって1つの教材を兄弟が一緒に使えるかは対応が変わります。しかし、ほとんどのサービスは一緒に教材を利用することは難しいです。

たとえば添削問題では一人分の回答しか添削が貰えませんし、お子さんのやる気に繋がるゲーム機能やランキング機能も一人分の成績を見て結果が反映されます。

お子さん同士で教材の取り合いになることも考えられるので、兄弟が利用する際はもう1度申し込まなければいけません。ただ、通信教育のサービスによっては兄弟割引も実施されているので、よく検討してみてください。

【分析結果まとめ】小学生は通信教育を利用すべきか?

通信教育は、塾や通常の家庭教師などと比べると、オンラインで完結するため手軽で料金も安いことが大きな特徴です。

今回そんな通信教育の調査を進めることで、次のようなメリット・デメリットが見えてきました。

【メリット】
・時間や場所を選ばずに自由に学習できる

・学校の授業で分からないところを補完できる
・ピンポイントの科目に絞って対策できる

【デメリット】
・添削をもらうのに時間がかかる

・タブレット学習の場合機材が必要になる
・学校の宿題と併用して取り組む気力がいる

これらのメリット・デメリットを踏まえた上で、利用を考える場合は今回ご紹介した通信教育をおすすめします。