【広告】

中古車販売大手5社をランキング形式で徹底比較!

中古車の購入を検討しているけど、どこの店で検討するのが良いか迷っていませんか?

ロードサイドには実に多数の中古車販売店がありますが、信用度の高い大手の販売店を選ぶ人は多いです。

大手販売店は在庫を多く持っているため、希望する車が見つかる可能性も高いです。

ただ、大手販売店といっても一長一短があり、どこが良いのかわかりづらいです。

そこで、業界を代表する中古車販売店大手5社をランキング化し、各社の特徴と購入時の注意点をまとめました。

 

中古車販売大手比較ランキング

1位 ガリバー


長年中古車業界を引っ張ってきたガリバーですが、近年は販売にも注力しています。

ガリバーもネクステージ同様に「SUV専門」、「輸入車専門」、「軽自動車専門」、「ファミリカー専門」などカテゴリごとに特化した販売店を展開しており、店舗のつくりも様々です。

中でも輸入車専門店「LIBERALA」の展開に力を入れており、輸入車販売台数を年々増やしています。

販売店の在庫車両は自社での買取車両がメインですが、車両価格は他社販売店に比べて高めであり、販売時の諸費用も高めとなっています。

また、基本的に買い取った車をそのまま展示しているため、内外装に損傷がある車もそのままの状態となっています。

ガリバーは小規模の買取店でも販売に力を入れていますが、販売後のアフターフォローは提携工場での整備となるため、時間を要するという注意点があります。

一方で、接客対応に力を入れており、若手に集中的に研修を行うなど、全社で教育に力を入れています。

2位 ビッグモーター


年間売上高約7,000億円と業界ナンバー1であり、自社在庫も約5万台と圧倒的に規模が大きいです。

ガリバーやネクステージと異なり、同一形態の大型販売店を全国に展開しており、各展示場に数百台という在庫の豊富さから希望する車が見つけやすいということと、色々な車種を実際に見ながら検討できるというメリットがあります。

大型販売店には最新設備を備えた整備工場を併設しており、整備を迅速に対応できるというメリットもあります。

一方で、販売時の諸費用は高めであり、有償の保証やオプションをつけると総額が高めとなる注意点があります。

車検については、基本の料金は安めであるものの、追加作業が高めであり、すすめられるままに作業を依頼してしまうと思わず高額になることがあります。

3位 ネクステージ


ガリバーやネクステージに比べて後発であるにもかかわらず、急速に規模を拡大しており、2023年11月期の売り上げ予想は5,000億円と長年業界を引っ張ってきたガリバーを超える勢いです。

「SUV専門」、「輸入車専門」などのカテゴリごとに特化した販売店を展開しており、店舗の内装も様々です。

店舗はキッズスペースが充実しており、家族連れに適した設計とされています。

在庫の特徴としては、高年式・走行距離が少ないという良質車を中心にそろえており、質の高さをウリにしています

一方で、諸費用は高めに設定されており、有償の保証やコーティングなどのオプションも高めです。

ネクステージはコーティングも自社で開発しており、オプション販売に注力していますが、営業マンによっては強引に勧められるケースもあり、注意が必要です。

4位 ケーユー


創業50年を誇る老舗の中古車販売店であり、長年の実績からのサービス提供には定評があります。

特徴としては、車両価格が安めであるとともに、販売時の諸費用についてもビッグモーターやネクステージに比べて安めです。

車両の仕入れは、オートオークションからの仕入れがメインですが、状態の良い車両を選択して仕入れているため、内外装の質が良いです。

質の良い中古車をできるだけ安く買いたい!というユーザーに適しています。

また、アフターフォローが良いという評判があり、オリコンの口コミでも第3位にランキングされています。

一方で、ケーユーの店舗数は30店舗(2022年11月現在)でありエリアも関東・北陸・東北・北海道の一部と限定されており、ビッグモーターやガリバーと比較すると店舗網が狭いです。

5位 オーバックスカーズ


カー用品販売や車両メンテナンスで有名なオートバックスですが、近年は販売にも力を入れています。

全国約400の提携店で車を購入することができますが、個々の店舗での在庫車両は少なく、画像を確認しながらの商談がほとんどです。

オートバックスで購入するメリットは、カーナビやドラレコ、アルミなどの社外品を自分好みに取り付けられるというメリットがありますが、特にこだわりがない方へのメリットは正直薄いです。

一方で、接客対応が良いという評判があり、オリコンランキングでも1位となっています。

普段よりオートバックス店舗を利用するという方には、購入とともに各種サービスもあり、メリットがあります。

中古車購入時に見るべきポイント 5つ

中古車を購入する時に見るべきポイントは以下の5つです。
  1. ボンネットがスムーズに開くか
  2. オイルフィラーキャップの裏側
  3. トランスミッションのショック
  4. 車内の両面テープの跡
  5. ウェザーストリップ
1つずつ説明していきます。

ポイント1.ボンネットがスムーズに開くか

まず最初にチェックするのはボンネットが開くかです。室内にあるボンネットのレバーを引っ張った時、ボンネットがガチャンとなるか確認します。

すんなりとガチャンとならない場合、その中古車の購入はちょっと待ってください。

ボンネットのガチャン

ガチャンの仕組みは単純です。室内のレバーとボンネットがワイヤーで繋がっていて、レバーを引っ張るとロックが外れてガチャンとなります。

レバーを引っ張ってガチャンとならない場合はボンネットのロックが歪んでいる可能性があります。通常はボンネットのロックは歪むことはありません。しかし、車の前側をぶつけたり事故を起こすとロックや車体が歪み、すんなりとガチャンとなりません。


ちなみに、放置車両もロックが錆びついてガチャンとなりません。長年放置された車両も、もちろん中古車購入にはオススメできません。

ポイント2. オイルフィラーキャップの裏側

ボンネットを開けたら、ついでにオイルフィラーキャップの裏側もチェックしましょう!

オイルフィラーキャップとは、エンジンにオイルを入れる入り口のキャップです。


このキャップの裏側の状態を見ます。キャップの裏側に黒いドロドロしたものが付着している場合、その中古車の購入はちょっと待ってください。

ドロドロの正体

ドロドロの正体はガソリンの燃えカス、カーボンです。カーボンがオイルと混ざってドロドロになっているのです。
本来エンジン内のカーボンは、エンジンオイルがきれいに掃除を行います。エンジンオイルが汚れるのは、この掃除したカーボンの汚れです。こまめにエンジンオイルを交換していた車両は、オイルと一緒にカーボンが排出されるので、エンジン内に汚れが溜まる事無くキレイな状態に保たれます。しかし、オイル交換をサボっていた車はカーボンがエンジンの中に溜まっていきます。


オイルフィラーキャップの裏側は、エンジンの中の状態を簡単にチェックできるポイントです。たとえ、エンジンオイルが汚れていなくても、キャップの裏にドロドロが溜まっているようだと、エンジンの中はカーボンだらけかもしれません。
また、中古車屋の店員さんも、キャップの裏まで掃除しないのもポイントです。そのため、エンジン本来の状態を確認出来ます。

ちなみに、キャップの裏側に白いドロドロがあったら要注意です。エンジンオイルに水分が混ざると白濁したドロドロとなります。長いあいだ車両を放置して、空気中の水分を吸うか、もしくは冷却水が漏れてエンジンオイルに混ざっている可能性があります。どちらにしてもエンジンの状態は悪いので、その車両の購入は見合わせましょう。

ポイント3.トランスミッションのショック

3つ目のポイントは変速機(トランスミッション)です。トランスミッションの状態はプロでも把握が難しいです。しかし、故障した場合の修理費用は高く、車両が動かなくなるため、厄介なトラブルとなります。そのため試乗してトランスミッションに不具合がないか確かめましょう。試乗した時、プロが見るポイントはトランスミッションの「ショック」です。

PからR、PからD

PからR、PからDというのはシフトのことです。シフトを「P→R」「P→D」レンジに 動かした時のショックを見ます。まずはエンジンが掛かっている状態で、ブレーキを踏みゆっくりシフトをP(パーキング)からR(リバース)へと動かします。Rレンジに入れた直後にグッと車が動く感じがあると思います。「グッ」とするならば問題ありません。

Rレンジに入れた直後に「ゴンッ」「ガツン」などの衝撃が来る場合、その中古車の購入はちょっと待ってください。Dレンジも同様です。「ゴンッ」「ガツン」などの衝撃がくるとトランスミッションに異常があるかもしれません。

変速のポイント30Km/h

次は走った時のポイントです。ギヤが変わるタイミングで「ゴンッ」「ガツン」と衝撃が来るなら要注意です。
Dレンジで走行をした場合、速度が30Km/h前後で2速にギアが変わります(CVTの場合は無段階変速のため変わりません)。この変速のタイミングでショックを感じたら、購入を見合わせたほうが良いでしょう。トランスミッションにトラブルが出る可能性が高いです。


点検する時のポイントは、アクセルをゆっくり踏み込み徐々に速度を上げていくことです。ゆっくり変速をした時の方がショックの大きさがわかりやすいです。トランスミッションの調子が悪いと、耳で聞こえるくらいの「ゴンッ」という音と衝撃がします。トランスミッションのオイルを交換していなかったり、内部の部品が消耗してくるとこのような症状が出ます。トランスミッションの修理費用は高額になるので、このような中古車は気を付けましょう!

ポイント4. 車内の両面テープの跡

4つ目の見るべきポイントは車内の両面テープを剥がした跡です。特にダッシュボードに変色やテープの跡がある車は注意しましょう!

ダッシュボードにある両面テープの跡、これはレーダー探知機やポータブルナビなどの電装品が取り付けられていた跡です。これら社外品の取り付けには配線の加工が必要となります。たくさん両面テープの跡がある中古車は、たくさんの配線が加工してあると考えて間違いありません。


配線の加工とは、配線を切って他の配線と繋げたり、配線を二股にしたりと様々です。プロの配線の加工は問題ないですが、素人が配線を加工した車両は注意が必要です。

もちろん、両面テープを剥がした跡があるからといって、全ての車両にトラブルが起こる訳ではありません。しかし、トラブルが起こるリスクとして考慮して避けるのが良いでしょう。

ポイント5. ウェザーストリップ

最後に点検するのはゴム部品です。目立つところにゴムの部品はありませんが、よく見ると劣化した状態がわかりやすいのがゴムの部品になります。特に中古車を見る時に注意してもらいたいのは、ドア周りのゴムです。


ドアの開口部にはゴムの部品があります。この部品をウェザーストリップと呼びます。ウェザーストリップはドアを閉めた時にドアと密着して車内の気密性を高め、雨やホコリの侵入を防ぎます。各ドアごとにあるウェザーストリップの状態をチェックしましょう!

ウェザーストリップを見る時のポイントは2つです。1つ目は、塗料が付着していないか。2つ目は1つだけ新品のウェザーストリップが付いていないかです。

塗料が付着していないか

ドアまわりを修理する際に、塗料が飛んでウェザーストリップによく付着します。ボディーと同じ塗料がウェザーストリップに付着している場合、ドアを塗装している可能性が高いです。塗装をする時はドアを閉めて塗装しますが、飛散した塗料がドアの隙間から入り、ウェザーストリップに付着します。ウェザーストリップをチェックし、塗料が付着していたらドアを修理していると考えて間違いありません。

1つだけ新品になっていないか

大きな事故を起こして修理してある車両は,ウェザーストリップを新品に交換している可能性があります。運転席と助手席、前と後ろのゴムを比べて、一方だけやたら綺麗な状態なら注意したほうが良いでしょう。また、バックドアやトランクもよく新品のウェザーストリップに交換する箇所です。

 

以上が、気になる中古車の購入を決断する前に見るべきポイント5つです。如何でしたでしょうか?いずれも言われてみれば納得するものの、一般の方には盲点になりやすいポイントではないでしょうか。

この記事を参考に、中古車を安心してご購入頂けたら嬉しいです!