インビザラインとワイヤー矯正どっちが早くて安い?8つの観点で徹底比較
<PR>「インビザラインとワイヤー矯正は、何が違うの?」
「歯並びを治すには、どっちがいい?」
インビザラインとワイヤー矯正は、どちらも代表的な矯正方法です。だからこそ、どっちを選べばいいのか迷ってしまう人は少なくありません。
本記事では、インビザラインとワイヤー矯正を「費用」「期間」「通院頻度」など8つの観点で徹底比較します。それぞれのメリット・デメリットもまとめているので、これを読めば「どっちが自分に適しているのか」がわかります。
マウスピース矯正かワイヤー矯正、どちらで歯並びをなおせるか判断するには歯科医師の検査・診断が必須です。
精密審美会は2000年に六本木院を開設後、東京・日本橋、銀座、新橋、表参道、六本木、渋谷、横浜・桜木町の7医院にて矯正医師が多数在籍しておりますので多角的に治療法をご提案しています。
近くの方は、無料相談に行ってみてください。インビザラインとワイヤー矯正はどっちがいい?

インビザラインとは、マウスピース型矯正装置の一つです。透明なマウスピースを1日20時間以上装着し、1~2週間ごとに新しいものに交換しながら歯並びを整えます。
一方、ワイヤー矯正は歯の表面に小さなブラケットをつけ、それらをワイヤーでつなぐことにより歯並びを整える矯正方法です。
インビザラインとワイヤー矯正の大きな違いは以下の2点です。
矯正の種類 |
見た目 |
装置の取り外し |
インビザライン |
目立たない |
できる |
ワイヤー矯正 |
目立ちやすい |
できない |
インビザラインとワイヤー矯正、それぞれでおすすめな人をまとめました。
※ここで紹介するのは、インビザラインとワイヤー矯正それぞれの特徴を踏まえ、生活スタイルなどの観点でまとめた「おすすめの人」で、あくまでも目安です。歯並びの状態によっては希望する矯正方法では治せないこともあります。どっちの矯正方法が適しているかは、歯科医師の診断が必要です。
インビザラインがおすすめの人

以下のような方は、インビザラインがおすすめです。
-
目立たない矯正がしたい人
-
自己管理ができる人
-
なるべく生活習慣を変えたくない人
-
外食・会食の機会が多い人
-
金属アレルギーが不安な人
インビザラインをはじめ、無色透明のマウスピース型矯正装置は、「目立たない矯正」として近年人気を集めている矯正方法です。
歯磨きや食事のときはマウスピースを外せるので、生活習慣は大きく変わりません。ただし、外したあとは忘れずにマウスピースをつけ直したり、紛失しないように気をつけたりするなど、自己管理は必要です。
また、金属を使わないため、金属アレルギーの人にも適しています。
ワイヤー矯正がおすすめの人

ワイヤー矯正がおすすめの人は以下の3つです。
-
自己管理が苦手な人
-
矯正中の見た目はそこまで気にしない人
-
矯正を早く終えたい人
矯正装置の着脱・紛失の心配が面倒だという人は、ワイヤー矯正がおすすめです。取り外しができないワイヤー矯正は常に矯正力が歯に働いているので、結果的に早く矯正を終えられることもあります。
装置の見た目が気になる人は、目立ちにくい白いブラケット・ホワイトワイヤーを準備している矯正歯科もあるので、気になる人は検討してみましょう。
インビザラインとワイヤー矯正の細かな違いについては、次項で解説します。
インビザラインとワイヤー矯正の違いを8つの観点で比較

冒頭で紹介した違いのほか、以下の8つのポイントでもマウスピース矯正とワイヤー矯正との違いを紹介します。
-
値段
-
期間・通院頻度
-
痛み
-
見た目
-
食事
-
歯磨き
-
自己管理
-
仕上がり
①値段はどっちが安い?
歯科矯正にかかる費用は、「歯科矯正の種類」「部分矯正か全体矯正か」「ワイヤー矯正の種類」でも異なります。相場(目安)としては下記の通りですが、歯科矯正は自由診療のためクリニックによって値段設定に違いが出ます。
インビザラインの値段
-
全体矯正:60万〜100万円
-
部分矯正:10万〜40万円
インビザラインの費用は、まず「全体矯正か部分矯正か」と、「歯並びが軽度・中等度・重度か」で大きく変わります。(また、マウスピースを破損・紛失した場合は別途料金が発生します)
ワイヤー矯正の値段
-
全体矯正:60万〜170万円
-
部分矯正:30万〜70万円
ワイヤー矯正は表側矯正・裏側矯正・ハーフリンガル矯正といった種類で相場が分かれます。相場としては表側矯正が最も安く、裏側矯正が最も高いです。
またブラケットとワイヤーの素材によっても値段相場は異なり、目立たない素材(プラスチックやセラミック)を用いた装置だと値段は上がります。
②期間・通院頻度はどっちが多い?
矯正期間も矯正装置の種類と、矯正範囲によって異なります。
ワイヤー矯正の中では、表側矯正が短くなる傾向です。また、矯正範囲が限られる部分矯正は、全体矯正よりも期間が短くなります。
自分で新しいマウスピースの交換ができるインビザラインは、ワイヤー矯正よりも通院の頻度が少ないです。
インビザラインの期間・通院頻度
インビザラインの治療期間の目安は、以下の通りです。
-
全体矯正の場合1〜3年
-
部分矯正の場合2ヶ月〜1年
マウスピースは自分で取り外し・交換が可能なため、装置の調整のために通院する必要がありません。一般的な矯正歯科では通院回数は1〜3ヶ月に1回ほどです。
ワイヤー矯正の期間・通院頻度
ワイヤー矯正の治療期間の目安は、以下の通りです。
-
全体矯正の場合1〜3年
-
部分矯正の場合2ヶ月〜1年
ワイヤー矯正の場合、歯の動きを見ながらワイヤーの調整・交換を行い、矯正を進めていきます。そのためインビザラインよりも通院頻度が多く、およそ月1回の通院が必要になります。また、1回あたりの治療時間もそのぶんかかります。
③痛みはどっちが少ない?
痛みの感じ方には個人差がありますが、インビザラインのほうが痛みを感じにくいといわれています。なぜなら、インビザラインはマウスピースの素材であるプラスチックの弾性を利用し、弱い力で少しずつ歯を動かしていくためです。
ただし、マウスピースを装着したときの違和感や、歯につけるアタッチメントが粘膜にあたって痛むことはあります。
一方、ワイヤー矯正は月1回のペースでワイヤーの調整が行われます。歯に急激に力が加わるため、調整後の数日間は強い痛みを感じることがあります。ただし、痛みには慣れていくことがほとんどです。
そしてブラケットを歯の表面に取りつけるため、装置が口の中にあたって粘膜や舌が傷つき、口内炎や傷ができてしまうこともあります。
④見た目がいいのはどっち?
インビザラインで用いるマウスピースは、透明で薄く歯に密着するためほぼ目立ちません。これはインビザラインをはじめ、あらゆるマウスピース矯正ブランドで共通している特徴です。
ワイヤー矯正の表側矯正は歯の表側に装置がつくため目立ちます。ただし目立たない素材で作られた装置を使えば、ワイヤー矯正でもなるべく目立たないようにできます。また、装置を歯の裏側につける裏側矯正は表側からはほぼ見えません。
⑤食事しやすいのはどっち?
インビザラインは食事のときは取り外せるため、食事制限は特にありません。
飲み物については、水や色の薄いお茶などは装着したまま飲むことができますが、コーヒーや緑茶などはマウスピースや歯への着色の可能性があるので、装着時は飲むことができません。
また、甘い飲み物や清涼飲料水、糖類が多く含まれるお酒なども虫歯の原因になるためNGです。熱い飲み物もマウスピースの変形の恐れがあるので注意しましょう。
一方ワイヤー矯正は、食事中も装置がついたままです。矯正装置が取れたり、引っかかったりする可能性があるため、粘着性の高いものや繊維質のものを食べる際は注意しましょう。
ただし、インビザラインとワイヤー矯正、どちらの矯正でも歯が動き出すと食事中に痛みを感じやすくなります。矯正中は固い食べ物は避けたほうが無難でしょう。
⑥歯磨きしやすいのはどっち?
インビザラインは自分で取り外しができるので、矯正前と同じように歯磨きができます。マウスピース自体も洗浄できるので、清潔に保ちながら矯正を進められます。
一方、ワイヤー矯正は装置が複雑についているため、歯磨きの際は工夫が必要です。歯ブラシのみでは歯と装置の間に食べかすが残りやすいため、タフトブラシや歯間ブラシを併用してブラケットの周囲を丁寧に磨きましょう。
⑦自己管理しやすいのはどっち?
ワイヤー矯正は矯正器具を自分で着脱できないため、自分で管理をしなくても日々歯は動いていきます。
インビザラインは、矯正装置を自分の好きなタイミングで取り外しできますが、毎日20時間以上の装着が必要です。基本的に食事中と歯磨き以外での装着が求められるため、自己管理が重要といえるでしょう。
なかには食事のたびにマウスピースを外し、歯磨きをしてから再び装着するのが「めんどくさい」と思う方もいるかもしれません。
職業柄、長時間のマウスピースの装着が難しい方、めんどうくさがりで自己管理が不安な方は、取り外しが不要なワイヤー矯正が向いていることもあります。
⑧仕上がりがいいのはどっち?
どちらの仕上がりがいいかは、一概に言えません。しかし、以下のような矯正中の行動によって効果や仕上がりに違いが出てくることはあるでしょう。
-
指示通りにマウスピースを装着できていたか
-
指示通りに通院できたか
-
歯磨きはきちんとできていたか
マウスピース・ワイヤーのどちらを選ぶにしても、歯科医師の指示通りに矯正を進めていくことが大切です。また、理想の歯並びのゴールを歯科医師と共有できていないと、仕上がりに不満が残る結果になりかねません。
矯正前に歯並びの状態をしっかり診てもらい、どちらの矯正方法が適しているか、また歯並びのゴールも共有することが大切です。
ここまでインビザラインとワイヤー矯正の違いについて解説しましたが、「どちらが私に合っているの?」と疑問に思われる方も多いでしょう。
精密審美会は無料相談を実施しています。お近くの方は、ぜひ行ってみてください。
矯正医が多数在籍の精密審美会で無料相談するのはこちら↓
東京・日本橋、銀座、新橋、表参道、六本木、渋谷、横浜・桜木町の7医院にて矯正医師が多数在籍
インビザラインとワイヤー矯正のメリット・デメリット
ここまで紹介した特徴や違いを、インビザラインとワイヤー矯正のメリット・デメリットとしてまとめていきます。
インビザラインのメリット・デメリット

インビザラインのメリット |
インビザラインのデメリット |
---|---|
矯正装置が目立たない |
自己管理が必要 |
インビザラインの最大のメリットは装置が目立たないことです。発音にも影響が少ないため、仕事や結婚式などのイベントでもバレずに対応できるでしょう。また、歯にピッタリ密着するマウスピースは怪我をしにくく、金属を使っていないため金属アレルギーの心配もありません。
一方で適応症例が限られるため、インビザラインを希望してもできない可能性もあります。また、マウスピース矯正は1日20時間以上の装着時間が必要です。
着脱可能な点がメリットにもなるものの、装着時間を守る自己管理ができるかどうかが重要なポイントになります。
ワイヤー矯正のメリット・デメリット

ワイヤー矯正のメリット |
ワイヤー矯正のデメリット |
---|---|
自己管理が不要 |
種類によっては矯正装置が目立つ |
ワイヤー矯正の大きなメリットは、自己管理が不要で適応範囲が広いことです。骨格に問題のない歯並びの乱れならほぼワイヤー矯正で対応できるでしょう。
一方、ワイヤー矯正の主なデメリットは目立つこと。ただし近年、白色や透明の審美ブラケットや白いワイヤーなど、目立たないワイヤー矯正装置の種類も増えてきました。
それらを使用することで、ワイヤー矯正の目立つ問題も軽減することが可能に。しかし、基本的には金属の矯正装置よりさらに値段が高くなるため、矯正歯科での取り扱いの有無や予算との相談が必要になるでしょう。
インビザラインとワイヤー矯正、どっちにすべきか迷ったときの判断基準
インビザラインとワイヤー矯正どっちにすべきか迷ったら、まずは精密検査を受けてみることをおすすめします。
インビザラインは、ワイヤー矯正よりも対応できる歯並びが限定されるため、希望していてもできないことがあります。また、インビザラインからワイヤー矯正に変更できても、ワイヤー矯正からマウスピース矯正に変更はできない可能性が高いです。
クリニックによっては、ワイヤー矯正とインビザラインを併用するコンビネーション矯正(またはハイブリッド矯正)を取り入れているところもあります。
以下の判断基準を参考に、インビザラインかワイヤー矯正かを慎重に選びましょう。
-
費用は予算内におさまるか
-
ワイヤー矯正なら月1回、インビザラインなら1~3ヶ月に1回の通院ができるか
-
インビザラインを選択する際、マウスピースの装着時間の管理ができるか
-
ワイヤー矯正の場合、口腔内のお手入れは矯正前よりも丁寧にできるか
-
ライフスタイルへの影響はどちらが少ないか
まずは歯科医師に相談してみよう
インビザラインとワイヤー矯正どちらの矯正方法がいいのかは、さまざまな角度から検討しなければなりません。そのためにもまずはカウンセリングを受けて、自分の歯並びを診てもらいましょう。