ビタミンC化粧水のおすすめ人気ランキング17選
出典:ドクターケイ公式サイト
乾燥肌から脂性肌まで、あらゆる肌タイプの人におすすめのビタミンC化粧水。しかし、いざ選ぼうと思っても、メラノCC・ドクターケイなど、多くの商品が発売されていて、どれがいいのか迷ってしまいますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のビタミンC化粧水17商品を集め、5個のポイントで比較して徹底検証。おすすめのビタミンC化粧水をランキング形式でご紹介します。
この記事が定義するベストなビタミンC化粧水は「ビタミンC成分が豊富に配合され、敏感肌でも使いやすい商品」。徹底検証してわかったビタミンC化粧水の本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
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ビタミンC化粧水のメリットとは?どんな人に向いている?
普段から食事やサプリメントで取り入れている人も多いビタミンC。エイジングケア・毛穴ケア・美白ケアに適しており、効果の範囲が幅広いという特徴があります。向いている肌質は幅広く、毛穴が気になりやすい肌やテカリやすい脂性肌だけでなく、乾燥によるくすみやザラつきが気になる肌にもぴったり。
どんな化粧水を選べばよいかわからない人は、まずビタミンC化粧水からはじめるのがよいでしょう。
ビタミンC化粧水の選び方
ビタミンC化粧水を選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。1.ビタミンCには種類がある?とくに注目したい成分はコレ!
ビタミンCは成分表で「アスコルビン酸~」「~アスコルビル」と表記され、さまざまな種類があります。とくに注目してほしいビタミンC成分は「3-O-エチルアスコルビン酸」。ビタミンC誘導体のなかでも、優秀な働きに期待できますよ。
肌が敏感なときには「アスコルビン酸グルコシド」「リン酸L-アスコルビルマグネシウム」がおすすめ。働きがゆるやかなので、肌への負担が少ないといわれています。
2.ビタミンC以外の保湿成分にも注目!うるおいチャージを忘れずに
肌を整えるビタミンC関連成分以外に、うるおいを与える保湿成分が配合されているかも要チェック。ビタミンCと相性のよい保湿成分として、「グリセリン」「BG」「ヒアルロン酸」「コラーゲン」などが挙げられます。
また、薬用化粧品で美白ケアを期待する場合には、「トラネキサム酸」「ナイアシンアミド」など異なる働きをもつ成分を組みあわせるのがおすすめです。
3.高濃度ビタミンCは敏感肌に不向き。肌の調子を見ながら取り入れて
ビタミンCは肌を整える働きに高く期待できる分、配合濃度が高くなると肌への負担が懸念されます。そのため、ビタミンCの配合数が多かったり配合濃度が高かったりするものは、肌トラブルの少ないときに試すことをおすすめします。
ビタミンCの種類を必ずチェック!
肌が敏感な人はパッチテストをしてから使用し、無理なく継続できる商品を選ぶようにしましょう。
4.柑橘系の香り、サラッとみずみずしく使えるテクスチャが理想
毎日使う化粧水だからこそ、心地よく継続できるかは重要なポイントです。今回行った使用感の検証結果から、テクスチャはとろみが少なく、肌にスッとなじむ軽い使用感が好ましいことがわかりました。
ビタミンC化粧水は柑橘系の香りがついている商品が多く、気分転換になりました。好みや季節を問わずに使いやすいのも利点といえるでしょう。
1位:ドクターケイ薬用Cクリアホワイトローション
有効成分 | L-アスコルビン酸 2-グルコシド、グリチルリチン酸ジカリウム |
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配合しているビタミンC・ビタミンC誘導体 | L-アスコルビン酸 2-グルコシド、テトラへキシルデカン酸アスコルビル |
整肌成分を豊富に配合
「ドクターケイ 薬用Cクリアホワイトローション」は、多種類のビタミンを配合したサプリのような薬用化粧水。
成分構成を見ると、美白有効成分としてL-アスコルビン酸 2-グルコシド(ビタミンC誘導体)、整肌成分としてテトラへキシルデカン酸アスコルビルと、2種類のビタミンC誘導体を配合しています。どちらも配合量に期待できるうえ、保湿成分としてニコチン酸アミド・パントテン酸Ca・ビオチン・天然ビタミンEなど、多種類のビタミンを配合していることから、整肌効果に優れた成分構成といえるでしょう。
使用感の検証では、さっぱりしたテクスチャで、みずみずしい肌に整う感触が好印象。
一度試してほしい商品です。
2位:メラノCC | 薬用しみ対策 美白化粧水 しっとりタイプ
有効成分 | 3-O-エチルアスコルビン酸、グリチルリチン酸ジカリウム |
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配合しているビタミンC・ビタミンC誘導体 | 3-O-エチルアスコルビン酸、アスコルビン酸 |
ビタミンC成分の配合量は十分。高い整肌効果と保湿効果に期待
「メラノCC 薬用しみ対策 美白化粧水 しっとりタイプ」は、顔全体にうるおいを与えながら、美白ケアできると謳う商品。
ビタミンC誘導体である3-O-エチルアスコルビン酸を有効成分として配合しており、配合量と整肌効果が大いに期待できます。保湿成分の充実度はそこそこですが、敏感肌の刺激になり得る成分が少なく、肌へのやさしさでは高評価を得ました。
少しとろみがあるテクスチャで、肌になじませてもベタつかず、もっちりした肌へ整う点は好印象。さっぱりした柑橘系の香りは強くなく、好みが分かれずに使いやすいでしょう。保湿力の検証では、塗布2時間後まで水分量が119%増加した状態をキープでき、優れたうるおいキープ力を発揮しました。
3位:&be | &be VCローション5
有効成分 | 不明 |
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配合しているビタミンC・ビタミンC誘導体 | 3‐グリセリルアスコルビン酸、アスコルビルグルコシド、アスコルビルリン酸Na、ヘキシル3-グリセリルアスコルビン酸 |
ビタミンCによる整肌効果は期待大。豊富な保湿成分も魅力
「&be VCローション5」はビタミンC誘導体を5%配合し、ゆらぎやすい肌をすこやかに整えると謳っています。
この商品の最大の魅力は、ビタミンC誘導体を4種類も配合している点。5%の濃度で配合されていることから配合量は十分と考えられ、整肌効果に高く期待できる化粧水といえます。一方、ビタミンCの配合量が多いことから、敏感肌の刺激になりやすいとして、肌へのやさしさの評価はいまひとつの結果に。
柑橘系がベースのさっぱりした香りは好印象で、「使うたびに気分が上がる」とモニターからプラスの声が挙がりました。1回の使用ではそれほど水分量は増加しませんでしたが、ベース成分として保水力が高いグリセリンやソルビトールを配合しているため、保湿成分の充実度は満点評価でした。
多種類のビタミンCによる高い整肌効果を求める人に、ぜひ手に取ってほしい化粧水です。
ファンケル「ホワイトニング 化粧液 II」は、有効成分を角層のすみずみにまでめぐらせ、ツヤとうるおいのある素肌に導くという薬用美白化粧水です。
少しとろみがあるテクスチャでほどよいもっちり感を与え、乾燥しやすい肌でも満足感できる使い心地。塗布2時間後まで水分量が81%も増加した状態を維持できたことから、うるおいが逃げやすい肌の乾燥ケアにうってつけの化粧水といえるでしょう。
有効成分として、ビタミンC誘導体であるビタミンC・2-グルコシドを配合。ビタミンC成分の配合は1種類のみですが、配合量には十分期待できます。整肌成分として濃グリセリン・ベタイン・シロキクラゲ多糖体などを配合していることから、保湿成分の充実度も高く評価されたうえ、敏感肌への刺激になり得る成分が少ない成分構成でした。
この商品の最大の魅力は、ビタミンC誘導体を4種類も配合している点。5%の濃度で配合されていることから配合量は十分と考えられ、整肌効果に高く期待できる化粧水といえます。一方、ビタミンCの配合量が多いことから、敏感肌の刺激になりやすいとして、肌へのやさしさの評価はいまひとつの結果に。
柑橘系がベースのさっぱりした香りは好印象で、「使うたびに気分が上がる」とモニターからプラスの声が挙がりました。1回の使用ではそれほど水分量は増加しませんでしたが、ベース成分として保水力が高いグリセリンやソルビトールを配合しているため、保湿成分の充実度は満点評価でした。
多種類のビタミンCによる高い整肌効果を求める人に、ぜひ手に取ってほしい化粧水です。
4位:FANCL | ホワイトニング 化粧液 II しっとり 医薬部外品
有効成分 | ビタミンC・2-グルコシド、グリチルリチン酸2K |
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配合しているビタミンC・ビタミンC誘導体 | ビタミンC・2-グルコシド |
ビタミンCの整肌効果はもちろん、保湿効果にも高く期待できる
ファンケル「ホワイトニング 化粧液 II」は、有効成分を角層のすみずみにまでめぐらせ、ツヤとうるおいのある素肌に導くという薬用美白化粧水です。
少しとろみがあるテクスチャでほどよいもっちり感を与え、乾燥しやすい肌でも満足感できる使い心地。塗布2時間後まで水分量が81%も増加した状態を維持できたことから、うるおいが逃げやすい肌の乾燥ケアにうってつけの化粧水といえるでしょう。
有効成分として、ビタミンC誘導体であるビタミンC・2-グルコシドを配合。ビタミンC成分の配合は1種類のみですが、配合量には十分期待できます。整肌成分として濃グリセリン・ベタイン・シロキクラゲ多糖体などを配合していることから、保湿成分の充実度も高く評価されたうえ、敏感肌への刺激になり得る成分が少ない成分構成でした。
5位:TOUT VERT | 薬用ホワイトニングローションαEX
有効成分 | L-アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム、グリチルリチン酸モノアンモニウム |
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配合しているビタミンC・ビタミンC誘導体 | L−アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム |
豊富な保湿成分が魅力。しかし、独特なにおいが評価を下げた
トゥベール「薬用ホワイトニングローションαEX」は、有効成分であるビタミンCを6%も配合していると謳う薬用化粧水です。
美白有効成分として、ビタミンC成分であるL-アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム(ビタミンC誘導体)を配合。ほかにビタミンC成分は配合されていませんが、配合量には十分期待できます。ベースの保湿成分として、保湿力が高い濃グリセリン・グリセリン・ジグリセリンを配合しており、保湿成分の充実度は満点評価を得ました。
少しとろみがあるテクスチャで、しっとりさが持続する使用感は好印象。実際に、保湿力の検証でも、塗布2時間後まで水分量が75%増加した状態を維持できました。しかし、原料臭のようなやや独特なにおいがついていることから、モニターからは「使っていてあまり気分が上がらない」との声もあり、香りにこだわりたい人にはやや不向きでしょう。
6位:素肌しずく | ぷるっとしずく化粧水
有効成分 | 不明 |
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配合しているビタミンC・ビタミンC誘導体 | グリセリルアスコルビン酸、パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na |
ビタミンCと保湿成分が充実しているが、独特な使用感は難点
「素肌しずく ぷるっとしずく化粧水」は、化粧水だけでなく美容液としての働きもあると謳う化粧水。
整肌成分として、ビタミンC誘導体であるグリセリルアスコルビン酸とパルミチン酸アスコルビルリン酸3Naの2種類を配合し、配合量には期待できます。加えて、整肌成分であるプラセンタエキス・セラミド2・加水分解ヒアルロン酸なども配合し、保湿成分の充実度は満点評価に。実際に、保湿力の検証でも高い水分キープ力を発揮しました。
ジェルのようにぷるっとしたテクスチャが特徴で、手から垂れずに使えるのがメリット。しかし、なかなか肌になじまず、モニターからは「塗布したあとのベタつき感が気になる」との声が挙がりました。もっちり濃厚な使い心地を好む人にはよいものの、さっぱり感を重視する人には不向きでしょう。
ビタミンC成分は充実しているが、乾燥対策としては力不足
小林製薬の「浸透化粧水 とてもしっとり」は、浸透力に優れ透明感のある肌へ導くと謳った化粧水。
成分構成を見ると、有効成分にビタミンC誘導体であるL-アスコルビン酸 2-グルコシドを配合しており、ビタミンC成分の充実度は高評価に。また、肌へのやさしさの検証では刺激になり得る成分が少なく高評価を獲得したため、敏感肌でも使いやすい化粧水といえるでしょう。
とろみのあるテクスチャで、少量でも広範囲に伸ばしやすい点が好印象。しっとりした使い心地ですがべたつかないため、重い使用感が苦手な人でも使いやすいといえます。しかし、保湿成分として濃グリセリンやBGを配合しているものの、保湿力の検証では塗布2時間後の水分量がプラス48%にとどまり、ひどく乾燥した肌への使用には力不足でしょう。
優れた成分構成が光るが、独特な使用感が評価を下げる要因に
ドクターシーラボ「VC100エッセンスローションEX」は、高浸透のビタミンCを配合しツヤ肌を叶えると謳っている化粧水。
敏感肌でも使いやすい2種類のビタミンC誘導体を配合し、ビタミンC化粧水として優れた成分構成といえます。保湿成分としてDPGとグリセリンを配合し、うるおいチャージ力も大いに期待できるでしょう。
ややとろみがあるテクスチャで、肌なじみはやや遅め。甘めの柑橘系の香りは好印象でしたが、モニターのなかには「かなりヌルッとする独特な使用感だった」との声があり、やや好みが分かれる印象です。保湿力の検証では、塗布2時間後まで水分量が63%増加した状態を維持でき、まずまずの評価を得ました。
敏感肌でも使いやすい美白化粧水。しかし、使用感は軽め
パッと目を引くブルーパッケージが特徴的なちふれ化粧品の「ちふれ 美白化粧水 VC」は、しっとりとしたやわらかな肌に整えると謳う薬用美白化粧水。
美白有効成分として、ビタミンC成分であるL−アスコルビン酸 2−グルコシドを配合。配合量はそれほど多くありませんが、整肌効果には十分期待できるでしょう。シンプルな構成のため、敏感肌の刺激になり得る成分が少なく、肌へのやさしさの項目では満点評価を得ました。
保湿力の検証では、塗布2時間後まで水分量が71%増加した状態を維持。日焼け後の敏感で乾燥しやすい肌でも取り入れやすいのは美点といえます。一方、使用感の検証では、モニターから「もっちり感に欠ける」との声が挙がり、化粧水でしっとりした肌に整えたい人には少し物足りない印象でした。
ビタミンC化粧水として優れた構成だが、保湿力はいまひとつ
エトヴォスの「薬用アクネ VCローション I」は、ニキビ予防と美白ケアを同時に叶えると謳っている薬用化粧水です。
ビタミンC誘導体である3-O-エチルアスコルビン酸を美白有効成分として配合し、配合量と整肌効果が高く期待できるとして、ビタミンCの充実度は満点評価に。肌荒れ防止成分としてグリチルリチン酸2Kを配合し、敏感肌の刺激になり得る植物エキスの配合数が少ないことから、肌へのやさしさも高く評価されました。
とろみの少ないテクスチャで、水っぽく軽い使用感が好印象。一方、塗布から2時間後の水分量は34%しか増加せず、保湿力の評価は伸び悩みました。化粧水に高い保湿力を求める人やひどく乾燥を感じる人には、少し力不足な印象です。
11位:ダーマレーザー スーパーVC100ローション しっとり
有効成分 | 不明 |
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配合しているビタミンC・ビタミンC誘導体 | アスコルビン酸、パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na、リン酸アスコルビルMg、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル |
ビタミンC成分は優れているが、うるおいを補給できず
クオリティファーストの「ダーマレーザー スーパーVC100ローション しっとり」は、うるおいを与えることで毛穴の目立ちやキメの乱れといった肌悩みにアプローチすると謳った商品。
成分表を見ると、ビタミンC関連の成分を5種類配合しており、即効性と持続性を両立したビタミンC化粧水として優れた構成といえます。また、保湿成分は、DPGやグリセリンなどが多く配合されており、塗布後にしっとり感が残りやすいでしょう。
とろみのあるテクスチャで広範囲に伸ばしやすい印象。成分構成から予測できるように、使い心地はしっとりしており、モニターから「なめらかで肌なじみがよい」との声が挙がりました。しかし、保湿力の検証では塗布2時間後の水分量がプラス27%にとどまり、一度の使用では肌の水分量の増加は見込めないでしょう。
保湿力は高い。しかし、好みが分かれる使用感はデメリット
「透明白肌 ホワイトローション」は、乾燥でくすんだ肌をうるおいで満たして、すべすべに整えると謳う化粧水です。
ビタミンC誘導体として、整肌効果が高い3-O-エチルアスコルビン酸とテトラヘキシルデカン酸アスコルビルを配合。配合量にはそれほど期待できませんが、2種類配合している点は評価されました。ベースの保湿成分としてグリセリンを配合しているからか、保湿力の検証では水分量が71%増加した状態を維持でき高評価に。
少しぬるっとした化粧水で、肌なじみは遅め。使用感の検証では、モニターから「ヌルヌルしていて肌に膜を張った感じ。ベタつきが気になる」「しっとり感があって満足」と評価が割れたため、やや好みが分かれる化粧水といえるでしょう。
ビタミンC誘導体として、整肌効果が高い3-O-エチルアスコルビン酸とテトラヘキシルデカン酸アスコルビルを配合。配合量にはそれほど期待できませんが、2種類配合している点は評価されました。ベースの保湿成分としてグリセリンを配合しているからか、保湿力の検証では水分量が71%増加した状態を維持でき高評価に。
少しぬるっとした化粧水で、肌なじみは遅め。使用感の検証では、モニターから「ヌルヌルしていて肌に膜を張った感じ。ベタつきが気になる」「しっとり感があって満足」と評価が割れたため、やや好みが分かれる化粧水といえるでしょう。
さっぱりした使用感は好評も、ビタミンCの配合量はいまひとつ
「ハトムギ美容水 inビタミンC誘導体」はキメを整え、ハリのあるしっとりした肌に導くと謳う化粧水。
水のようにさっぱりとしたテクスチャで、何度か重ねてもベタつかない使用感が美点です。気になるにおいはなく、人の好みが分かれずに使える化粧水といえます。保湿力の検証では、塗布2時間後まで水分量が58%増加した状態を維持し、ひどく乾燥する人以外は気持ちよく使用できるでしょう。
成分表を見るとかなりシンプルな成分構成で、肌へのやさしさに特化しています。整肌成分のアスコルビルリン酸Na(ビタミンC誘導体)を配合していますが、それほど配合量は多くないと推測でき、ビタミンC化粧水として優れた成分構成とはいい難いでしょう。
ビタミンC成分は十分に配合しているが、乾燥対策には力不足
「オバジC リファインローション」は、毛穴やざらつきが気になる肌へ、たっぷりのうるおいを与えてキメを整えると謳っている化粧水です。
ビタミンC誘導体として、アスコルビン酸とリン酸アスコルビルMgを配合し、ビタミンCの充実度は高評価に。一方、高い整肌効果が期待できる反面、敏感肌にはやや負担が懸念されるとして、肌へのやさしさは伸び悩みました。
保湿力の検証では、塗布2時間後の水分量がプラス17%にとどまり、乾燥対策には物足りない結果に。ベタつかずにサラッと使える点は魅力ですが、カサつきやすい人は高い保湿力を持つ乳液やクリームを併用してお手入れするようにしましょう。
使い心地のよさは美点だが、ビタミンC成分の整肌効果はあまり期待できない
ミシャジャパンの「ミシャ ビタシープラス 化粧水」は軽い使用感でさらりと角質層まで浸透し、肌のキメを整えると謳う化粧水。
この商品の魅力は使い心地のよさ。実際に使用したモニターからは「水のようにシャバシャバしたテクスチャなのに、肌の質感はしっとりとうるおった感じがする」とベタつき・ツッパリ感のなさが好評でした。また柑橘系のさわやかな香りに対してもネガティブなコメントはほとんど見られず、無香料にこだわりがある人以外は使いやすいアイテムといえるでしょう。
成分表を見ると、敏感肌にとって刺激になりえる植物エキスが豊富に配合されているため、肌がゆらぎがちな人の使用には不向きな印象。また整肌成分として配合しているビタミンC成分を3種類配合しているものの、1%以下と推測されると評価されたため、整肌効果はほとんど期待できないでしょう。
保湿成分としてメインで配合されているグリセリンに加え、ベタイン・フルクトースなど高保湿な成分が多く配合されているため保湿力には期待大。しかし、実際の保湿力の検証では塗布2時間後の肌水分量は約65%アップと高評価には一歩届きませんでした。ひどく乾燥しているときには力不足ですが、普通肌のスキンケアとしてはおすすめです。
ビタミンCの配合量は期待薄。うるおい補給力もいまひとつだった
オージオの「バブバブ ナノバブルオイルローション」は毛穴の目立ちにアプローチしながら肌へうるおいを与えると謳っている化粧水です。
成分表を見ると、3種類のビタミンC成分を配合しているものの、配合量は少ないと予想できるため、ビタミンC成分の充実度はいまひとつの評価に。ビタミンCによる整肌効果を期待する人には、不向きといえます。さらに、保湿成分としてグリセリンやヒアルロン酸などを配合しているものの、保湿力の検証では低評価に。塗布2時間後の肌の水分量はプラス27%にとどまったため、乾燥ケアとして使うのもいまひとつな印象です。
オイルインの2層構造で振ってから使用するタイプですが、実際に使用したモニターからは「油分が上にのっている感じがするがすぐに乾くのでさっぱりした使い心地」「ヌルつきが気になる」といった声が。水っぽい軽いつけ心地は美点ですが、つけたあとのヌルヌル感は好みを分けるでしょう。また、精油配合であることや、刺激の懸念となる乳酸Naが配合されているため、敏感肌の人は使用を避けるのがベターです。
ビタミンCによる整肌効果には期待薄。保湿力も伸び悩んだ
VARI:HOPE「8デイズピュア ビタミンC トナー」は、ビタミンC誘導体のパルミチン酸アスコルビルや、ピュアビタミンCのアスコルビン酸を整肌成分として配合し、継続使用で肌にうるおいやハリ感を与えるという商品です。
成分表を見ると、ビタミンC成分の配合量と配合数が少ないと考えられるため、整肌効果にはあまり期待ができないでしょう。一方、オイル成分を含むため保湿力は高いと予想されましたが、実際の保湿力の検証では、塗布から2時間後の水分量はプラス37%にとどまりました。乾きがちな肌のケアには不向きな印象です。また、敏感肌への刺激になりうる成分の配合数が多めと評価されたため、デリケートな肌への使用は控えたほうが無難でしょう。
実際に使用したモニターからは「少量でも伸ばしやすく、肌に素早くなじんだ」「柑橘系の香りで好み」とプラスのコメントが挙がりました。しかし「サラッとしすぎていて保湿感が足りない」「柑橘系の香りと原料臭が混ざったようなニオイで苦手」という声も少なくなかったため、テクスチャや香りの好みがかなり分かれる印象です。
ほとんどのビタミンC化粧水は、メーカーから指定がない限り、朝の使用が可能です。
使用順序は通常の化粧水と同じく、洗顔後の肌に満遍なくつけるのがおすすめ。なかにはコットンでの使用をおすすめしている商品もあるので、商品パッケージや公式サイトで使用方法を確認してくださいね。