【2024版】On(オン)のランニングシューズ12足を比較表付きで紹介!
ランニング市場で成長率トップと言われているOn(オン)ですが、どのシューズを選べばいいか迷っている方も多いと思います。そこで本記事では、Onのランニングシューズを比較表付きで紹介します。
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Onのランニングシューズの特徴
Onのランニングシューズには、CloudTec(クラウドテック)と呼ばれる独自の技術が採用されています。特徴的な見た目・豊富なカラーバリエーションからデザイン性で選ぶ人も多いですが、性能を向上させるために様々な工夫がされています。
CloudTec
初期のスタンダードなCloudTecは、Cloudパーツという中空のフォーム材が複数並べられ、1つ1つが圧縮することでクッション性を向上しています。その後、さらにクッション性や反発力を高めるために、Cloudパーツを二重構造にしたり、結合したパターンも見られるようになりました。
Helion SF(ヘリオンスーパーフォーム)
CloudパーツにはHelion SF(ヘリオンスーパーフォーム)という独自のフォーム材が使用されています。Cloudパーツが完全に潰れないように適度な硬さがあり、圧縮状態から復元することで推進力が得られます。
また、気温の影響を受けづらく、寒い日でも硬度が大きく変化しない(硬くなりにくい)性質があります。
Helion HF(ヘリオンハイパーフォーム)
レーシングモデルにはHelion HF(ヘリオンハイパーフォーム)というフォーム材が使用されることがあります。Helion SFよりも弾力感があり、反発力・クッション性に優れていますが、耐久性は低めです。
独立したCloudパーツでは形状が維持できないため、Cloud(穴)は非常に小さく通常のランニングシューズに近い見た目をしています。
Speedboard(スピードボード)
CloudTecでは効率良く推進力を生み出すために、基本的にCloudパーツの上(または内部)にSpeedboard(スピードボード)と呼ばれるプレートを配置しています。Speedboardには樹脂製やカーボン製のものがあり、目的に応じて厚さや形状が調整されています。
CloudTec Phase
商品画像の引用元:on-running.com/ja-jp
CloudTec Phase(クラウドテックフェーズ)は、コンピュータによる有限要素解析によりCloud(穴)の大きさ・形状・配置などを決定し、クッショニングを最適化した新しい技術です。Cloudパーツが独立している通常のCloudTecとは異なり、通常のソールに穴を空けたような構造となっています。
これらの穴がドミノのように連鎖的に圧縮することで、今まで以上にソフトな乗り心地が得られるようになりました。
また、Speedboardの位置はCloudパーツの上とは限らず、廃止されたり下部に配置されるようになりました。
比較表
On公式HPの情報を元に、ランニングシューズの比較表を作成しました。定価(税込) | 重量(27cm) | ドロップ | クッション | スタイル | |
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Cloudmonster 2 | ¥21,780 | 295g | 6mm | 最大 | ローリング |
Cloudboom Echo 3 | ¥32,780 | 215g | 9mm | 高め | スピード |
Cloudflow 4 | ¥19,580 | 235g | 8mm | 低め | ローリング |
Cloudeclipse | ¥21,780 | 285g | 6mm | 最大 | ニュートラル |
Cloudsurfer | ¥19,580 | 245g | 10mm | 高め | ニュートラル |
Cloudstratus 3 | ¥21,780 | 290g | 6mm | 高め | ローリング |
Cloudgo | ¥16,830 | 256g | 11mm | 中程度 | ニュートラル |
Cloudrunner | ¥15,180 | 300g | 9mm | 高め | 安定感 |
Cloudflyer 4 | ¥19,580 | 300g | 11mm | 高め | 安定感 |
Cloud 5 | ¥17,380 | 250g | 7mm | 低め | タウンユース |
Cloud X 3 | ¥17,380 | 243g | 8mm | 低め | タウンユース |
Cloudswift 3 | ¥19,580 | 320g | 5mm | 中程度 | ローリング |
一番人気のモデルはクラウドモンスターです。クッション性・反発力に優れ、ジョギング~フルマラソンまで使用可能な万能なモデルです。
マラソン最速モデルはクラウドブームエコ-3です。Helion HFの厚底ソールに、カーボン製のSpeedboardを内蔵しています。
ジムや旅行などタウンユースがメインなら、Cloud 5・Cloud X 3がおすすめです。
レース・トレーニング
Cloudmonster 2 (クラウドモンスター2)
- 定価(税込):¥21,780
- 重量(27.0cm):295g
- 厚さ:37mm
- ドロップ:6mm
- 主な用途:ジョギング、ロング走、10km〜フルマラソン(サブ4~完走)、タウンユース
反発力のみならずクッション性も高いため、デイリートレーナーとして履いているランナーも多い。初代モデルよりも安定感が高くなり、普段履きとしても使いやすくなった。
Cloudboom Echo 3 (クラウドブームエコー3)
オン Cloudboom Echo 3
- 定価(税込):¥32,780
- 重量(27.0cm):215g
- 厚さ:37mm
- ドロップ:9mm
- 主な用途:5km~フルマラソン、テンポ走、インターバル
カーボン製のSpeedboardが内蔵され、インソールには滑り止めがプリントされている。他社の厚底カーボンシューズと比較するとやや硬めの乗り心地でロッカー形状を感じやすい。
Cloudflow 4 (クラウドフロー4)
- 定価(税込):¥19,580
- 重量(27.0cm):235g
- 厚さ:36mm
- ドロップ:8mm
- 主な用途:スピード練習、5km~ハーフマラソン、ジョギング、部活用、冬季練習
2重構造のミッドソールにスプーン型のSpeedboardを内蔵し、旧モデルよりもクッション性・反発力が向上した。
デイリートレーナー
Cloudeclipse (クラウドエクリプス)
- 定価(税込):¥21,780
- 重量(27.0cm):285g
- 厚さ:37mm
- ドロップ:6mm
- 主な用途:ジョギング、ロング走、10km~フルマラソン(サブ5~完走)
SpeedboardはCloudパーツの上ではくなく下部に配置。これによりソフトな乗り心地を損なわずに安定性を調整している。
Cloudsurfer (クラウドサーファー)
- 定価(税込):¥19,580
- 重量(27.0cm):245g
- 厚さ:32mm
- ドロップ:10mm
- 主な用途:ジョギング、ロング走、LSD、10km~フルマラソン(サブ4~完走)
ミッドソールに内蔵されたCloudパーツが連鎖的に圧縮することで高いクッション性とスムーズな乗り心地が得られる。
Onのランニングシューズでは初めてSpeedboardを廃止し、軽量化とさらなるクッション性の向上を実現した。
Cloudstratus 3 (クラウドストラトス3)
- 定価(税込):¥21,780
- 重量(27.0cm):290g
- 厚さ:35mm
- ドロップ:6mm
- 主な用途:ジョギング、ウォーキング、10km~フルマラソン(サブ4.5~完走)
使用用途が似ているシューズとしては、アシックスのGEL-KAYANO(ゲルカヤノ)やHOKA(ホカ)のBONDI(ボンダイ)などが挙げられる。
Cloudgo (クラウドゴー)
- 定価(税込):¥16,830
- 重量(27.0cm):256g
- 厚さ:33mm
- ドロップ:11mm
- 主な用途:ジョギング、テンポ走、ロングインターバル
他のモデルと異なり2つクラウドパーツが合体したような構造のため、通常のランニングシューズに近い接地感が得られる。
Cloudrunner (クラウドランナー)
- 定価(税込):¥15,180
- 重量(27.0cm):300g
- 厚さ:31mm
- ドロップ:9mm
- 主な用途:ジョギング、ウォーキング
定価(税込)は15,180円とOnのシューズの中では比較的安いため、価格を抑えたい方にもおすすめ。
Cloudflyer 4 (クラウドフライヤー4)
- 定価(税込):¥19,580
- 重量(27.0cm):300g
- 厚さ:33mm
- ドロップ:11mm
- 主な用途:ジョギング、ロング走、ウォーキング、ロードレース(サブ5~完走)
快適性を重視しているため重量は300gと重めで、ゆっくりペースのランニングやウォーキングにおすすめ。
タウンユース、ファンラン
Cloud 5 (クラウド5)
- 定価(税込):¥17,380
- 重量(27.0cm):250g
- 厚さ:27mm
- ドロップ:7mm
- 主な用途:タウンユース、ウォーキング、軽めのジョギング
ランニングのみならずジム、ウォーキング、体育館用、旅行など、タウンユースとしての使用もおすすめ。
Cloud X 3 (クラウドX3)
- 定価(税込):¥17,380
- 重量(27.0cm):243g
- 厚さ:27mm
- ドロップ:8mm
- 主な用途:タウンユース、ジョギング、ジム、スポーツ全般
Cloud X 3とCloud 5の一番の違いはアッパーで、Cloud Xのアッパーはエンジニアードメッシュのため通気性に優れている。一方でCloud 5は、履き心地を重視した生地を使用している。
Cloudswift 3 (クラウドスウィフト3)
- 定価(税込):¥19,580
- 重量(27.0cm):320g
- 厚さ:33mm
- ドロップ:5mm
- 主な用途:タウンユース、軽めのジョギング
伸縮性の高いニットアッパーと柔軟なヒールカップを採用することで、旧モデルよりもフィット感が向上した。
最後までお読みいただきありがとうございました。あなたの参考になればうれしいです!