インビザラインとキレイラインの違いは?特徴・適応範囲・費用などを比較【PR】

キレイラインとインビザラインって何が違うの?このような疑問を持っている方に向けて、本記事ではそれぞれのマウスピース矯正の特徴や適応範囲、費用などを徹底比較。選び方のポイントも紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

キレイラインとインビザラインは、目立たずに歯並びが整えられるマウスピース矯正です。ただ、具体的にどんな違いがあるのかわからない方もいるでしょう。そこで本記事では、それぞれの特徴・適応範囲・費用・治療期間、選び方のポイントなどを紹介します。

本記事を読めば、キレイラインとインビザラインの違いがわかり、どちらを選べばいいか悩んでいる方でも自分に合ったマウスピース矯正を選択できますよ。


インビザラインとは?

インビザラインは、アメリカのアライン・テクノロジー社の日本法人であるインビザライン・ジャパン株式会社が提供しているマウスピース矯正サービスです。独自に開発した3D画像技術とソフトウェア、CAD/CAMシステムを使用して、精度の高いマウスピースを提供しています。部分矯正から全体矯正まで幅広い症例に対応できるのが特徴です。

2023年3月までに世界1,500万人以上のユーザーがインビザラインを利用してマウスピース矯正を行っています。世界一の治療実績を誇り、最もポピュラーなマウスピース矯正として知られています。


インビザラインが優れている理由

インビザライン矯正を生み出した米国アライン・テクノロジー社は、マウスピースに関する特許を中心に多くの知的財産を保有しています。コンピューター・テクノロジー、ビジネスモデル、口腔内スキャン、マウスピース製造プロセスなど幅広い技術分野で特許を取得。その特許数は2013年3月末現在、全世界で累計550件以上におよびます。そのため「他のマウスピース矯正」が、高い効果を生み出す「インビザライン」のシステムを真似できないのです。

米国でインビザラインは広く知られたマウスピース矯正のブランドであり、患者様は「インビザライン」での治療を希望して矯正歯科を選択します。日本においても、「インビザライン」の知名度は徐々に高まり、「インビザライン」での治療を希望しての来院は確実に増えています。

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キレイラインとは?

キレイラインは、SheepMedical Technologies株式会社が提供しているマウスピース矯正サービスです。「高額な費用を理由に、歯科矯正を諦めてほしくない」という思いから誕生しました。2023年4月に6周年を迎え、提携クリニックの数は150件を突破。現在11万人以上のユーザーがキレイラインを利用してマウスピース矯正を行っています。

1回2.2万円でお試しが可能で、マウスピース矯正を始める前に「ちゃんと続けられるだろうか?」といった不安を解消できます。低価格帯のマウスピース矯正の中でも知名度があるブランドの一つです。


キレイラインとインビザラインの違い

キレイラインとインビザラインは、どちらも透明なマウスピースを装着して歯並びを整える点では共通しています。しかし、適応範囲や通院頻度、費用などは異なります。以下の表は、キレイラインとインビザラインの違いについてまとめたものです。


比較ポイント

キレイライン

インビザライン

適応範囲

部分矯正(前歯の12本のみ)

部分矯正・全体矯正

装着時間

1日20時間以上

1日20時間以上(推奨は1日22時間以上)

通院頻度

都度払い:1か月半に2回

コース払い:3か月に2回

1~3ヶ月に1回

開始できる年齢

男性:16歳以上

女性:14歳以上

(前歯の歯根が完成する時期)

15歳頃から

(永久歯列が生え揃う時期)

痛み

少ない

少ない

見た目

目立ちにくい

目立ちにくい

装着感

安定した装着感

自然な装着感

費用

都度払い:初回2.2万円

2回目以降5.5万円

コース払い:17.6万~46.2万円程度

20~100万円程度

期間

5ヶ月~1年3ヶ月程度

3ヶ月~3年程度

型取りの回数

通院の度に必要

初回のみ

ホワイトニングの可否

適応範囲

キレイラインで動かせるのは前歯の12本のみです。主に軽度の歯並びの乱れを対象にしており、奥歯を動かす必要があるケースや骨格に問題があるケースは対応できません。キレイラインで治せる歯並びは、以下の通りです。


  • ガタガタの歯並び(叢生)

  • 出っ歯(上顎前突)

  • 受け口(下顎前突)

  • すきっ歯(空隙歯列)

  • 前歯が閉じない(開咬)

  • 深い噛み合わせ(過蓋咬合)

  • 正中のずれ

キレイラインで治せる歯並びは、インビザラインでも対応できます。ただし、プランが5種類あり、適応範囲が異なります。


プランの種類

適応範囲

適応症例

インビザライン エクスプレス

部分矯正

ごく軽度の不正咬合

インビザライン ライト

部分矯正

軽度の不正咬合

インビザライン Go

部分矯正

軽度~中度の不正咬合

インビザライン モデレート

全体矯正

中度の不正咬合

インビザライン コンプリヘンシブ

全体矯正

重度の不正咬合

抜歯が必要とされるケースも対応できるため、マウスピース矯正の中でも適応範囲が広いです。


マウスピースの装着時間

キレイラインは1日20時間以上のマウスピースの装着が推奨されています。一方、インビザラインも1日20時間以上の装着が必要ですが、推奨は1日22時間以上とされています。


通院頻度

キレイラインは支払い方法によって通院頻度が異なります。


  • 都度払い:1か月半に2回

  • コース払い:3か月に2回

インビザラインは、症例にもよりますが1~3ヶ月に1回の通院が必要になります。


開始できる年齢

キレイライン公式サイトによると、対象年齢は男性16歳以上・女性14歳以上とされています。この年齢は、前歯の歯の根っこが完成する時期を指しており、対象年齢に達していなくても根っこが完成していればキレイライン矯正が可能です。

ただし、年齢に達しているにもかかわらず歯の根がまだ完成していない場合は、経過観察が必要です。また、キレイラインでは3~12歳くらいの子供を対象にした小児矯正「キレイラインKIDS」の提供もしています。

一方、インビザラインの対象年齢は、永久歯が生え揃う15歳頃から開始できます。また、6~12歳くらいの子供を対象にした「インビザライン・ファースト矯正」も提供。


痛みの強さ

キレイラインは、ソフト・ハードといった硬さの異なるマウスピースを交互に使用します。この方法により、少しずつ歯を動かしていくため痛みが少ないとされています。

インビザラインは、「SmartTrack(スマートトラック)」と呼ばれる弾力のあるマウスピースを使用するため、痛みが少ないです。

ただし、どちらも初めてマウスピースを装着した際や交換した直後は、痛みを伴うことがあります。また、痛みの感じ方には個人差があります。


見た目の違い


どちらも薄くて透明なマウスピースを使用するため、目立ちにくい特徴があります。

キレイラインの場合は歯を並べるスペースを確保するために「拡大床」と呼ばれる装置を併用することがあります。この装置も透明なプラスチックでできているため、ほとんど目立ちません。

インビザラインでは、歯を動かすために「アタッチメント」と呼ばれる装置を歯の表面につけます。アタッチメントは歯の色と同じ樹脂を使用するため目立ちにくいですが、凹凸が気になる方もいるかもしれません。また、顎間ゴムを使用する場合は、口を開けると見えることがあります。


装着感の違い

キレイラインのマウスピースは、縁がほんの少し歯ぐきを覆う形状をしているため、安定した装着感があります。ただし、拡大床を併用する場合は、違和感が大きくなることも。

インビザラインのマウスピースは縁が歯の形に沿った波形をしているため、違和感が少なく、より自然な装着感が得られます。

ただ、どちらも歯列に大きな装置を口の中に入れるため、慣れるまでは違和感を覚えやすいです。


費用

キレイラインは、初回は2.2万円、2回目以降は5.5万円と通院回数に応じて費用は変動します。初回契約時にコースで契約すると、費用を抑えることが可能です。キレイラインの費用は以下の通りです。


内訳

費用

初診検診・再診料

3,300円程度(クリニックによって異なる)

初回お試し

2.2万円

2回以降(都度払い)

5.5万円

4回コース

17.6万円

7回コース

31.9万円

10回コース

46.2万円

拡大床

4.4万円

リテーナー(マウスピース型)

2.2万円

リテーナー(プレート型)

6.6万円程度(クリニックによって異なる)

リテーナー(ワイヤー型固定式)

6.6万円

インビザラインはプランやクリニックによって異なります。費用相場は以下の通りです。


プランの種類

費用相場

インビザライン エクスプレス

20万~40万円

インビザライン ライト

45万~65万円

インビザライン Go

35万~50万円

インビザライン モデレート

70万~90万円

インビザライン コンプリヘンシブ

80万~100万円

上記の費用に加えて、診査・診断料、調整料、観察料などが必要になります。


治療期間

キレイラインの治療期間の目安は、5ヶ月~1年3ヶ月です。歯並びの状態によって大きく異なります。

インビザラインは、プランによって治療期間の目安が異なります。


プランの種類

治療期間の目安

インビザライン エクスプレス

3~4ヶ月

インビザライン ライト

最大5ヶ月

インビザライン Go

最大7ヶ月

インビザライン モデレート

1年程度

インビザライン コンプリヘンシブ

1年半~3年程度

型取りの回数

キレイラインは、通院の度に歯型取りを行い、歯科技工士がマウスピースを作製します。

インビザラインは、1回の歯型取りだけで治療完了までシミュレーションが行え、マウスピースを作製することが可能です。


ホワイトニングの可否

どちらもホームホワイトニングと併用できます。

キレイラインでは、契約内容に応じてホワイトニング剤が1~4本セットで提供されるので、お得に始められます。

インビザラインの場合、ホワイトニング剤の別途購入が必要です。また、アタッチメントがついていると仕上がりにムラができる可能性があるため、歯科医師と相談し、適切なタイミングで行いましょう。


キレイラインからインビザラインに移行できる?

キレイラインからインビザラインに移行できるかどうかは、歯並びの状態や治療の進捗度などによって異なります。移行する場合、治療計画が変更になるため、新たに時間と費用がかかることを考慮しておきましょう。

また、キレイラインを提供しているクリニックでは、インビザラインを取り扱っていないことも。そのため、まずは担当のドクターとよく相談し、移行の可否や治療計画などについて話し合うことが重要です。


キレイラインとインビザラインどっちを選ぶ?


キレイラインは前歯を中心とした歯並びの乱れに対応しています。一方、インビザラインは部分矯正から全体矯正まで幅広く対応可能です。たとえば、奥歯も動かす必要がある場合は、インビザラインが選択肢になるでしょう。また、軽度の症例で費用を抑えたい場合は、キレイラインが向いています。

どちらを選べばいいか悩んでいる方は、以下の点を考慮して選びましょう。


  • 適応範囲

  • 目標とする仕上がり

  • 費用・治療期間

  • 通院頻度

  • サポート体制 など

歯並びの状態や費用、通院頻度など考慮して、自分に合ったマウスピース矯正を選ぶことが大切です。


マウスピース矯正で失敗しないために

技術が向上して適応症例も拡大し、近年、飛躍的に症例数が増えているマウスピース矯正ですが、残念なことに目標の歯並びにならず失敗につながるケースも出ています。特に気を付けて頂きたいのは、下記の3点です。
マウスピース装着時間・交換時期を守る

マウスピース矯正にはいくつもの種類があり、それぞれ治療方法が異なることはご理解いただけたことと思います。どのマウスピース矯正であっても、取り外しができるために日常生活への支障が少なく、大変便利な矯正治療方法であることは間違いありません。ただし、患者様ご自身で取り外すことができるために、歯科医師の指示に従ってマウスピースの装着時間を自己管理できないと、治療が計画通りに進まず、失敗につながることがあります。

前述の通り、マウスピース矯正の種類によって、マウスピースの装着時間や交換期間は異なります。患者様の自己判断でマウスピースの装着時間や交換期間を変更してしまうと、治療計画にズレが生じ、小さなズレが溜まってしまうと、新しいマウスピースがはまらなくなってしまうこともあります。マウスピースを作り直したり、治療期間が延長になったりすると、治療費がかさむ場合もありますので、注意が必要です。


口腔ケアで虫歯や歯周病を予防する

ワイヤー矯正と異なりマウスピース矯正の場合は、今まで通り歯磨きやフロスを行うことができますが、アタッチメントやその他の矯正装置を付けていると、歯磨きがしにくくなる場合があります。また、歯に磨き残しや、マウスピースの洗浄が不十分で汚れが残っていると、長時間マウスピースをはめている間に菌が増殖してしまうことがあるので、矯正治療の前よりも、丁寧な口腔ケアが必要です。

矯正治療の途中で、虫歯や歯周病になってしまうと、虫歯や歯周病の治療を優先しなくてはなりません。虫歯や歯周病の程度によっては、矯正治療を中断しなければならない場合もあります。虫歯治療の詰め物で、マウスピースの形が合わなくなってしまうと、マウスピースを作り直す必要があります。

矯正を始められたばかりの患者様は、歯への関心が高く以前よりも丁寧に歯磨きやマウスピースの洗浄をされている方が多い様ですが、治療期間が長くなるにつれ、慣れや油断で歯磨きやマウスピースの洗浄がおろそかになりがちです。矯正治療中は、虫歯や歯周病にならないよう十分に気を付けて下さい。


症例数が多く経験が豊富な矯正専門医を選ぶ

ワイヤー矯正は、専門的に矯正治療の勉強をした矯正専門医でないと複雑な矯正器具を設置することが難しく、一般の歯科医師ではまず診療することができませんでした。インビザライン矯正や他のマウスピース矯正は、提供する企業の戦略で、1回の講習会を受けただけの一般の歯科医師でも診療ができる仕組みになっています。

マウスピース矯正の急速な拡大によって、矯正の専門知識を持たない一般の歯科医師が、マウスピース矯正では対応できない症例を無理に治療したり、無理な治療計画を立てたりして失敗するケースが出ています。同じインビザライン矯正、同じアソアライナーであっても、治療を担当する歯科医師によって治療方針や治療計画は異なり、同じ歯並びになるわけではありません。一度、矯正治療を始めてしまうと転院することが難しいので、矯正治療を検討される場合には、その矯正方法において、症例数が多く経験が豊富な矯正専門医を選ぶことが大切です。

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