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逃げの転職してもいいじゃない!
今いる職場ではたらくのがつらいために「転職したい」と考えている方もいると思います。(かくいう私は、某スーパーマーケットで店長にパワハラをされて転職して今は良好な環境で働いています。)
こうした今の職場がイヤになったから転職したいというのは「逃げの転職」と言われています。
しかし、逃げの転職はなかなか成功しないとも言われています。
実際に今の職場がイヤになって転職してみたら、転職先の企業がより条件や待遇が悪いなんてことも多いのですね。
では転職で失敗しないためにはどうしたらいいのか?
ここではその説明をしていきます。
転職活動の際の参考にしてください。
逃げの転職を考えている人の特徴
転職には、今より年収や労働条件や待遇の良い企業へ転職したいなどの「前向きな理由」があります。
それとは反対に、今の年収や労働環境や人間関係が悪いから転職したいなどの「後ろ向きの理由」もあります。
後者の後ろ向きの理由で今の職場から逃げるために転職を考えている方もいますよね。
でもそうした転職はうまくいかない可能性もあります。
その理由は「自分の今後のことや将来についてあまり深く考えていない」からです。
今の職場のイヤなところに嫌気がさして「辞めたい!」という気持ちが大きくなっているのです。
その気持ちが自分の中で大きな部分を占めてしまうため、ほかのことが考えづらくなっているのですね。
辞めた後のことまで考えが回らなくなっているのです。
本来なら冷静に今の職場を辞めた後のことをしっかりと考えないといけません。
そして今の職場がイヤになって突然、会社をやめてしまうことも同じです。
そうすると場当たり的に求人を探して次の転職先を見つけても、また同じ失敗を繰り返してしまいます。
あせって次を選んでもいいことはありません。
そんな時はどうしたらいいのか?
休暇をとって考える時間をつくる
そんな時には職場から少し離れてみましょう。最初は有給休暇を取るでもいいので、なるべくその職場から距離をとってみるのです。
そして休日は気分転換に自分の好きなことをするのもいいですが、今後の事についても時間をかけてよく考えてみましょう。
落ち着いてじっくり考える時間をつくってみるのです。
私は喫茶店が好きでしたので、お気に入り喫茶店へ行ってコーヒーを飲みながら何時間もぼんやり考えていたことがありました。
気持ちが消極的な時は前向きな考えはあまり思い浮かびませんが、そんな時は親や友人や知人と話をしてみるのもおすすめです。
自分の考えてることや思ってることを相手に話すことで自分の考え方を整理することができます。
また相手からアドバイスを受ける事もあるでしょう。
今後「今の職場ではたらき続けるのか?それとも転職をするのか?」をじっくり考えてみましょう。
今の職場で働き続けるのであれば、今の職場での問題点をなんとか解決できる方法はないのか考えてみるのもいいですね。
転職をするのであれば少しでも前向きな理由で転職を考えてみましょう。
無職になってもいい
転職するのであれば、在職中に転職活動するのがおすすめです。
その方が生活費などお金のことを気にすることなく転職活動ができます。
できることなら現職で働きながら自分で時間を見つけて転職先を見つけてみましょう。
しかしそれができそうにないのであれば、退職してしばらく無職になるのもひとつの方法です。
職歴に空白期間ができてしまうと転職で不利になってしまうことがありますが、多少の空白期間ならそれほど問題はありません。
私もそうでしたが、世の中の人みんなが職歴が途切れずに真面目に毎日はたらいているわけではないのですね。
休暇をとって自分の考えをまとめる時間があってもいいのです。
本当に行き詰ってしまった時は少し立ち止まって考える期間をつくることも大事です。
仕事や職場が嫌になって追い込まれてしまった時は誰にも正常な判断ができないものです。
これはどんなに優秀な人でも同じです。
一度はたらくことをやめて休息を入れながら自分と向き合う時間をつくることも大切です。
その時に「これから先はどうしたらいいのか?」とか「どんな仕事が自分に向いてるのか?」「別の業界や業種への転職」などいろいろな可能性を考えてみましょう。
または「会社や職場で自分がいたらなかった点」なども振り返って考えてみましょう。
自分のよくなかった点や改善する点などはかならずあるものですから、そうしたところも思い出してみましょう。
長い人生の中でそうした休息の時間があってもいいのです。
そんな時はあせらずにゆっくりしてみてください。
また現在は自己都合退職で退職すると失業保険の待機期間が2ヶ月ほどです。
多少の空白期間をつくるときには3ヶ月ほどの生活費を貯めておいて、後は失業保険でしばらく生活してみてはいかがでしょうか。
転職癖をつけないためには
ただ転職が逃げ癖になってしまうこともあります。特に同じような理由で何度も退職や転職を繰り返すことは避けたいですね。
会社も入社してみないとわからないことがありますが、短期間ですぐに会社を辞めてしまうときは自分にも何か原因があると思った方がいいです。
「辞めてしまうすべての理由が会社のせい」というわけではないのですね。
例えば人間関係が原因だとしても、どの職場にも嫌な人や自分と合わない人はいるものだと思った方がいいです。
それをふまえた上で自分で人との付き合い方を考えてみたり見直してみることも大事です。
人間関係以外でも自分ののぞむことをすべてかなえてくれる完璧な職場はありません。
給料をもらっている以上は楽しいことばかりではないので、妥協することや我慢することも必ず出てきます。
職場のちょっといやな部分を見つけてしまい、それでいやになったから会社をやめてしまう。
次の職場でもすぐやめるでは本当に辞めグセがついてしまいます。
辞めグセがついてしまうと短期の職歴のせいで、待遇の低い会社にしか採用されず低い収入で生活していく羽目になります。
会社をやめる際には、今後の自分の将来設計と自己分析をおこなうことが大事です。
また失敗は誰にでもあるものです。
もちろん転職で失敗することもあります。
でもそこから今後に活かせることを見つけて転職癖がつかないように気をつけることも大切です。
そして転職先へ入社を決める際の判断は慎重におこないましょう。
以上になりますが、転職活動の際の参考にしてください。
最後に…
転職をサポートしてくれる会社が沢山あります。登録無料や、実際に面談してくれるプロがいたり
あなたの役に立ってくれると思います。
もちろん、情報もたくさん持っています。活用してみてはいかがですか?
逃げか、前進が決めるのはあなたの心です。